新年は、いつもは手を抜きがちなボディも、内側からしっかりと“浄め”て、巡りの良い体に。心も体もすがすがしく、新しい年を始めたい。

 第1回は、「クレンジングカフェ ダイカンヤマ スープ」プロデューサー、の今泉朋子さんにスープクレンズについてお話を伺いました。

» 第2回 「良い油」に切り替える
» 第3回 「酵素」で体を整える
» 第4回 「りんご生活」を始める

あったかスープでする冬のクレンズ

左から、ほうれん草の「ドクターグリーン」×チキンブロス 1,180円、とうもろこしの甘みが優しい「サンスウィート」×豆乳のブロス 1,180円、トマトとかぼちゃの「ビューティスキン」×チキンブロス 1,080円。

 デトックスメソッドとして定番化した、ジュースクレンズ。でも冬は冷える……。そんなときには、温まる以外にも多くのメリットがあるスープクレンズを。

 もともとはジュースクレンズの回復食・準備食としてスタートしたスープクレンズが、今注目を浴びている。ここでのシステムは、スープのもとのピューレ5種と出汁であるブロス3種を組み合わせるもので、なめらかな舌触りや、食べ応えのあるものなどバリエも豊富。昼や夜の1食を置き換えたり、1日3食をスープだけで過ごしても。

 「もし自宅で行うなら、たくさんの種類の野菜を使いましょう。栄養素をバランスよく、かつ飽きのこない味にするのがポイントです」と今泉さん。

カウンターには、材料となる野菜やフルーツがずらり。

 おすすめ食材はデトックス効果の高い豆類や長芋、ビタミンCを効率よく摂れるじゃがいもだとか。気をつけるべきは「スープだけだと酵素を摂取できないので、コールドプレスジュースなどで補ってください」

ピューレは5種類。

●スープクレンズのいいところ

(1) 胃腸にやさしい
 添加物不使用で、味付けも塩麴やごま油などを少量使用するだけの、野菜のうまみを引き出す味付け。さらになめらかなピューレ状なので、消化時の胃腸への負担が少ないのが特徴。

(2) 食物繊維がとれる
 ピューレは複数の野菜をミックスしているので、さまざまな種類の食物繊維が手軽に摂れる。たっぷりの量なので食後の満足感が高く、お通じが快適になったという声も。

(3) 身体が温まる
 オーダーごとにカウンターで調理して提供されるので、熱々のスープが楽しめる。別売りのタッパーで持ち帰れば、そのまま電子レンジで温め直していただくことも可能。

2016.01.20(水)
文=増本紀子(alto)
撮影=榎本麻美