保育園の帰りに、まったりタイムでリラックス
渋谷さんは、社内結婚をした夫と2歳4カ月の娘との3人暮らし。
時短勤務の渋谷さんは、夫より早く子どもと家に帰る。なるべく夕御飯は家族で一緒に食べたい。しかし、20時まで食事を待っていたら子どもはぐずるだろう。
そこで、保育園の帰りにはちょっとお買い物をして気分転換。たい焼きなどを買ってスーパーの前のベンチで、しばしまったりするのが渋谷親子のお気に入りの時間だ。そこで、ちょっと疲れを回復してから家に帰れば、家事も手際よく進められる。子どもは落ち着くことができ、渋谷さんは仕事モードから家庭モードへ切り替えられる、貴重なリセット&リラックスタイムだ。
圧力機能つきの炊飯器で、おでんも楽々
右:このとおり、シミシミおでんのできあがり。あとは別鍋で練り物を加えるだけ。
夕食時には、圧力機能つきの炊飯器が大活躍。おでんなどの煮込み料理にも炊飯器を使う。朝、大根やゆで卵などを90分タイマーで下茹でしておく。家に帰って中身を別の鍋に移し、再び炊飯器でごはんをスイッチオン。下茹でした具材を移した別鍋に、練り物などを加えて軽く煮れば、味が良くしみたホカホカのおでんがあっという間にできあがる。
家族で食卓を囲んだあとの食器洗いは、夫の仕事だ。当初は渋谷さんが全て家事を行っていたが、子どもといっしょに寝てしまったり、疲れがたまってイライラしてしまうこともあり、キャパ以上に頑張りすぎることは極力やめた。
渋谷さんが「疲れたときには疲れたと言う」と決めてからは、夫が皿洗いや掃除などを積極的にやってくれるようになったとか。「なるべくみんなが笑顔でいたい」のは、渋谷さんも夫も同じ思いなのだ。
自分の母親が理想。いつも笑っていたい
今、子どもはイヤイヤ期真っ盛り。対応に苦慮することもあるが、大好きなテーマパークのパレードの動画を見せ、自分もいっしょに歌ったり踊ったりすると「思わず親子で笑顔になり、子どもも何に対して怒っていたか忘れてしまうほどです」。
子どものリクエストに応じて、人気キャラのケーキを作ってあげることもあるという渋谷さん。最近ではいっしょにクッキーを焼く楽しみも増えた。
先々のことは考える余裕もなく、日々過ごすのが精一杯の毎日だ。それでも渋谷さんは「いつも笑っていたいんです。笑うと自然に元気が湧いてくるので。それに今このときは私にとっても娘にとっても一生に一度しかないんですから」という。
自身の母親がそうであったように、いつも笑顔で子どものチャレンジを見守れるような親になりたい、そう渋谷さんは願っている。
Column
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2016.06.20(月)
文・撮影=HITOMINA