#088 Ngapali Beach
ガパリビーチ(ミャンマー)

「ナポリのように美しい」と賞賛された絶景

イタリア人が「ナポリのように美しい」とたとえたことから、地名が名づけられたガパリビーチ。

 旅行口コミサイト『トリップアドバイザー』の「トラベラーズチョイスアワード2016」のビーチ部門において、アジア・ナンバー1に輝いたガパリビーチ。「一体、どんなところ?」と、バンコクへ行く機会にあわせて、足を延ばし訪れてみることにしました。

空港から8キロほど南下したリゾートが集まるビーチ。素朴さが身上のビーチだけれど、ゴルフコースもあったりします。

 ヤンゴンから空路約50分、ミャンマーの西部、ベンガル湾沿いに位置。玄関口となるタンドウェ空港から南へ約12キロ続く海岸線を指し、とくに南寄りの約3キロ続く白砂のビーチは岩礁がなくて泳ぎやすく、リゾートホテルが点在しています。

左:バルーン体験ができるビーチは貴重かも。
右:バルーンから見下ろす、丘の上の寺院。ガパリで唯一バルーン体験ができる、オリエンタル・バルーニング(外部サイト)。

 空港からの一本道は、背の高いヤシの木々で縁取られ、舗装はされているものの、サイドカーを付けたバイクや、荷台をけん引するバイクタクシー(牛を運んでいることも)、コブ牛を連れた農民などが行き交う、どこかなつかしいアジアの風景。信号も三色揃ったものは1カ所しか、ありません(黄色のみは2カ所)。

2016.04.02(土)
文・撮影=古関千恵子