ヘルシーで時短な食生活を応援してくれる調理機器たち
せいろを使えば、野菜料理も簡単に。栄養を逃さぬまま、食卓を華やかに彩ることができる。
内側から女性を美しくするために必要なものは、ヘルシーな食べ物だ。じっくり家族に手作りしてあげたい。けれどもなかなか調理のためのまとまった時間はとれない。ちょっとした手間を楽にしてくれる様々な調理機器が鳥居家のキッチンには並ぶ。
卵アレルギーの子どものためのパン作りに役立つホームベーカリー、毎日の朝食に欠かせないヨーグルトを作ってくれるヨーグルトメーカー。大人には玄米、子どもには五分づきのお米と分けるための精米機。精米機を使ってできる米ぬかで、ぬかみそを作ることもできる。そして、栄養は逃さず、見た目は豪華になり、簡単に調理できる「せいろ」。使えるものはどんどん使って、ヘルシーな食生活を自身や家族に提供する。
左：手作りのヨーグルトは、その日の温度で微妙に出来が変わってしまう。ヨーグルトメーカーを使えば常に温度を一定に保ってくれるので楽。右：整然としているクローゼット。自分の骨格や似合う色・サイズに合ったものばかりだから、気持ちよく毎日のコーディネートを決めることができる。
さらに、鳥居さんに伺うと、意外なことにイメージコンサルティングが時短に役に立つという。自分にどんなカラーの洋服が似合い、どんなサイズでどんなデザインのものが似合うのかが明確に分かっているので、朝、洋服を決めるときや外で洋服を買うとき、全く時間がかからなくなったとか。
「クローゼットをあければ今日着るものはさっと決まりますよ。だって似合うものしかないから。これってすごい時短になりますよね」
確かに、服選びで女性は結構な時間を取られているもの。時間をかけた割には大したコーディネートにならなかったという経験をお持ちの読者も多いだろう。いつもコーディネートが瞬時に決まればストレスもなく、どれだけ時短につながることだろう。
目の前の人を幸せにしたい
さて、起業をして、鳥居さんの新しい人生が新たに幕を開けた。子どもと過ごす時間が以前よりずっと増えたこともうれしい。
会社時代は、サービスの相手はテレビカメラの向こうだった。感謝の言葉をかけられることも滅多にない。
ところが今は、ファスティングによる体質改善で見違えるように美しくなった女性から「本当にありがとうございます。人生が変わりました」と手を握らんばかりにして言われるようになった。目の前の人の人生を変えるほどの影響力をもつという仕事に、やりがいと責任の重さを噛み締める毎日だ。
バイタリティ溢れる鳥居さんに「目標を持つこと。あきらめずに一生懸命進むことこそが、人生そのものを楽しむこと」と教わったような気がした。
Column
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2016.02.18(木)
文・撮影＝HITOMINA
