●このアルバムをおすすめ!
マドンナ『ライク・ア・プレイヤー』(1989年)

ゴスペルやリズム・アンド・ブルースなど黒人音楽の要素も取り入れた4枚目のアルバム。ミュージック・ビデオに黒いキリスト風の人物が登場することで物議を醸した「ライク・ア・プレイヤー」や「エクスプレス・ユアセルフ」を収録。「ラヴ・ソング」はプリンスとの共作曲でデュエットも披露。

『プリンス論』

奇想天外なヴィジュアル、ポップにしてアヴァンギャルドな作曲術、ド助平で崇高な歌詞でヒットを連発、世界の頂点に立ったプリンス。彼を師と仰ぐ著者が、同じ音楽家ならではの視点で、その生い立ちから現在に至る、孤独な表現者の栄光の旅路を追う。

西寺郷太 新潮新書
760円+税

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西寺郷太(にしでら ごうた)
1973年、東京都生まれ、京都府育ち。バンド、ノーナ・リーヴスのシンガーを務めるかたわら、音楽プロデューサー、作詞・作曲家としても活躍。著書に『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』『噂のメロディ・メーカー』『ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い』がある。