半世紀前までドバイは小さな海辺の街だった
そもそもドバイは今の世代の父母・祖父母の代までベドウィン(遊牧民)の地でした。それが、1966年に海底油田が見つかったことで、産油国に仲間入り。けれど、石油が枯渇するのは時間の問題と判断し、ドバイは90年代に観光立国へと舵を取り直します。
派手なコトが大好きなのか(!?)、世界一を続々と打ち立て、観光スポットに。たとえば、世界一ののっぽビル、バージュ・カリファ、世界一の人工島のパームジュメイラ、世界最大の噴水のドバイ・ファウンテンなど、その迫力には驚かされます。
中でも、一年の始まりを祝うカウントダウンの花火の規模も超絶記録! 高層ビル全体から火花が噴き出す仕掛けや、ドミノ倒しのように人工島を炎で染める仕掛けなど、斬新な演出の花火ショーは、なんと6分間で50万発も! いつかその場に立ち会い、迫力に圧倒されたいイベントです。
ジュメイラビーチ
●アクセス 大阪、成田、羽田から直行便でドバイへ約10~11時間
●おすすめステイ先 バブ・アル・シャムス・デザートリゾート&スパ
URL http://www.meydanhotels.com/babalshams/
古関千恵子 (こせき ちえこ)
リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/5世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/
Column
古関千恵子の世界極楽ビーチ百景
一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!
2015.11.07(土)
文・撮影=古関千恵子