キャンピングカーで思いのままに カリフォルニアを満喫する旅へ！

メキシコの雰囲気にあふれたサンディエゴへ

ベリーがたっぷりのったフレンチトーストをチョイス。

 翌朝、パームスプリングスのレストラン「ウィルマ＆フリーダズ・カフェ」でしっかり朝ごはん。ここは、朝からミートローフが人気だという。オムレツは、ハム、ブルーチーズ、ハラペーニョなど21種類の具材から選んでカスタマイズしてくれる。

「ザ・リビング・デザート・ズー＆ガーデンズ」には、サボテンの他、珍しい植物も多い。

 ここからサンディエゴまでは、直行すれば約2時間ほどなのだが、そこはRV車の気ままな家族連れ旅なので、途中でぶらぶら。年間3万人もの子供が訪れるという「ザ・リビング・デザート・ズー＆ガーデンズ」で北米とアフリカの砂漠の自然について一度に学んだり、サーファーがいっぱいの南カリフォルニアの海岸の風景を楽しんだり。

広い園内は、解説も行ってくれる有料シャトルで回るのがおすすめ。子供たちには、キリンへの餌やりが人気だとか。

左：サンディエゴの手前にあるサンクレメンテのビーチで。南うねりの波を求めてサーファーが集まっている。
右：日系サーフィン大会のオーガナイザーを務めているサーファーの小林正樹さん。

 サンディエゴに到着して、今夜のバーベキュー用の食材を買い出しがてら、オールドタウンへ。ここは、スペインが最初に植民をしたサンディエゴ発祥の地と言われており、カリフォルニア州立歴史公園になっている。メキシコ料理のレストランや雑貨店が並び、風情がある。

サンディエゴのオールドタウン。トロリーツアーも行われている。

ショップに並ぶ土産物は、メキシコ的な雰囲気にあふれている。

 サンディエゴのRVパークで夜はバーベキュー、朝はクロワッサンにチーズや果物と自炊。車に大型の冷蔵庫があるので便利だ。パークの中には、食料品店やプールなどの施設が揃い、アメリカのRVキャンプの層の厚みを感じる。

左：家族でマイペースに楽しんでいる人が多いRVパーク。
右：夜は屋外のたき火を囲む人も。