いよいよアフリカ、副操縦士席からの眺めは最高!
ここまで機中2泊し、4フライトで移動。残る2フライトはアフリカ大陸内の移動だ。ヨハネスブルグには早朝に着いたので、そのまま乗り継ぎ、南アフリカ航空でナミビアの首都ウィントフックへ。
そこから先のフライトが小型のプロペラ機になるため、大きなスーツケースは持って行くことができない。そこで、3日後にトランジット泊をする予定のホテルに預けることにした。そのために、少しコスト高だったものの、空港に直結したインターコンチネンタルホテルを予約しておいた。
身軽になってチェックイン。南アフリカ航空は、今回の世界一周航空券のワンワールド加盟会社ではないので、ここも別途購入。スターアライアンスのマイルを使って特典航空券で、とも考えたものの、価格とマイル数を比較したところコスト高だったので、ここは購入してマイルを貯めることにしたのだ。
ウィントフックに着くと、宿泊予定のロッジのスタッフが出迎えてくれた。ここから先は、ロッジに手配してもらった、ほぼチャーターフライトなのだ。
どんどん機体が小さくなっていく(笑)。大移動最後の6フライト目は10人乗り(パイロット含む)のプロペラ機。乗客は2人しかいないので、搭乗前にパイロットの方に聞いてみた。「副操縦士席に座っていい?」と。「もちろん!」とご快諾。この規模の機体だと、満席のときには副操縦士席も搭乗席となることが多いのだ。
副操縦士席は、晴れた日には日差しが強烈だけれど、見晴らしは抜群! 大型旅客機では体験することができない景色が広がっている。もちろん、写真撮り放題だ。パイロットの方に直接質問もできる。ここまでの長旅の疲れが吹き飛ぶ楽しいフライトだった。キャプテン、ありがとう!
Sky Airline(スカイ航空)
URL http://www.skyairline.cl/
TAM Airline(タム航空)
URL http://www.tam.com.br/
British Airways(ブリティッシュ・エアウェイズ)
URL http://www.britishairways.com/travel/home/public/ja_jp
South African Airways(南アフリカ航空)
URL http://www.flysaa.com/jp/ja/
Column
たかせ藍沙のファーストクラスで世界一周
ファーストクラスで世界一周だなんて手の届かぬ高嶺の花かと思いきや、実はちょっとの工夫でリーズナブルに実現することができるんです。アマゾン川、マチュピチュ、ウユニ塩湖、ナミブ砂漠、南アフリカ、オーストラリア、香港、インドネシア……。トラベルライターのたかせ藍沙さんが体験したとっておきの旅を、ここに公開!
2015.07.10(金)
文・撮影=たかせ藍沙