イタリアンや蕎麦などよりどりみどりの美食

夜は同じレストランで、和琉創作料理。最初に、「東道盆」という中国から伝わったお客様のもてなし用の器にきれいに盛られて前菜が出て来た。
同じくデザートもこんな粋な感じで。小さな壼の中には黒糖プリン。

 食事のバリエーションが多いのもうれしいところ。「シギラベイサイドスイート アラマンダ」の館内では、プールサイドのリゾートらしい雰囲気のあるレストラン「グランマーレ」でも、宮古島の食材を生かした洗練されたイタリアンを楽しめる。

ホテル内にあるレストラン「グランマーレ」の琉球アグー豚ロースのソテー。

 ホテルの外では、手打ち蕎麦と、島野菜や新鮮な魚介を使った天麩羅を出す「彩海」はじめ、炭火焼肉の店からすし屋まで揃う。またカジュアル派には、石窯で焼くピッツァが名物のイタリアンや屋台村まであって、よりどりみどりだ。

ホテルの外には、手打ち蕎麦の店も。

 沖縄の美しい海を抱くリュクスなリゾートは、気ままに過ごせる楽園だった。

シギラベイサイドスイート アラマンダ
所在地 沖縄県宮古島市上野字新里926-25
電話番号 0980-74-7100
URL http://www.nanseirakuen.com/allamanda/

小野アムスデン道子 (おの アムスデン みちこ)
ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。
Twitter https://twitter.com/ono_travel

Column

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2015.07.07(火)
文・撮影=小野アムスデン道子