祇園祭で最も大事な行事、神幸祭
きらびやかな山鉾ばかりが注目されがちですが、八坂神社の神霊を遷された3基の神輿を街にお迎えする神幸祭こそが祇園祭の大事な行事です。
17日午後4時半頃から出発した神輿は八坂神社の舞殿を3周し(拝殿回し)、南楼門を出ます。
18時半頃、石段下に勢揃いした神輿。同時に「差し上げ」を行い、分かれてそれぞれに氏地を回り御旅所に向かいます。
神輿のほかに、こんな京都らしい光景にも出会えます。
勇壮に市内各所を練り歩く神輿。かなり広い地域を回ります。
四条寺町に設けられた御旅所。24日の還幸祭まで神輿がとどまります。この間、七日七夜の「無言詣り」をする人もいます。
京都祇園祭
URL http://www.gionmatsuri.jp/
小林禎弘
フォトグラファー。京都市生まれの京都市育ち。同志社大学を卒業後3年間の公務員を経て撮影の世界へ。雑誌、書籍、広告を舞台として、京都を中心に西日本を幅広くカバー。「撮影歴30年ですが、それくらいでは京都の事はまだまだわかりまへん」。
写真で楽しむ京都祇園祭
2015.07.14(火)
文・撮影=小林禎弘
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