日本と建築の現在、そして未来を考える

「ヘイダル・アリエフ・センター」 バクー 2007-12竣工 photo:Iwan Baan (C)Zaha Hadid Architects

 2020年東京オリンピックの会場となる〈新国立競技場〉国際デザイン・コンクールで採択されたザハ案を巡って紛糾しているが、彼女のこれまでの仕事を総覧できる展覧会が開催されている。

 レム・コールハースの事務所を経て独立後、10年以上実作に恵まれなかった「アンビルトの女王」時代から現在、そして〈新国立競技場〉で目指すものまで、プロダクトから都市計画までを横断する、ザハの広大な思考を追う。

『ザハ・ハディド Zaha Hadid』
会場 東京オペラシティ アートギャラリー(東京・西新宿)
会期 2014年10月18日(土)~12月23日(火・祝)
料金 一般1,200円(税込)ほか 
電話番号 03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL http://www.operacity.jp/ag

2014.12.13(土)
文=橋本麻里