映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』で初共演した豆原一成さん(JO1)と八木莉可子さん。物語の鍵を握るコーヒーにまつわるエピソードや最近ほっとした瞬間について伺いました。笑い声の絶えない、心が温まるインタビューの様子をお届けします。

【前篇】「グループに入る前の自分に重なるところが」豆原一成(JO1)が撮影前“自身に投げかけた言葉”

カフェでコーヒーの香りをかぐと、自然と休日の気分に

——『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』というタイトルにちなんで、お二人が幸せに感じることを教えていただけますか?

豆原さん この映画に出演して、幸せは日々色々なところに転がっているのかもしれないと改めて気付かされました。例えば、僕は最近散歩にハマっていて。まだまだ日中は暑いので、朝早起きして外を歩くんです。散歩に出ると、朝早く起きれたということと、めんどくさがらずに外出できたというポイントを二つも達成できるので、1日気分がいいんですよね。

八木さん えらいです! どれくらい歩くんですか?

豆原さん 30~40分くらいかな。リフレッシュできますよ。

八木さん いいですね。私は、ちょっとした合間に友達とカフェに行っておしゃべりできるのがとても嬉しいです。こういう仕事をしているとなかなかタイミングが合わないので、予定が合ってカフェにいけた時は、店に一歩入ってコーヒーの香りを嗅ぐだけで「今日は休みだ!」って幸せな気分になります。そこで甘いものも食べられたら、もう最高です。

——豆原さんが演じた拓磨も、コーヒーが大好きでこだわりを持っているというキャラクターですね。

豆原さん 僕も、毎朝必ずコーヒーを飲みます。拓磨みたいに自分で挽いたり、豆の産地にこだわりがあるわけではないんですが、コーヒーを飲むと一息できるので、習慣みたいになっています。朝の散歩の途中にカフェやコンビニに寄ってのんびり飲みながら帰ることもあります。

八木さん 私もコンビニのコーヒーがすごく好きで、仕事帰りによく飲みます。コーヒーの香りを嗅ぐとほっとするので、夜寝る前に飲むこともあります。

豆原さん えっ、眠れなくなったりしないんですか?

八木さん それがカフェラテ飲んだ直後にも意外とすぐ寝られちゃいます(笑)。

次のページ 母親と数時間長電話をして近況報告をします