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ロックンロールな豪快バーガーとステーキ! 絶品料理を味わい尽くす
ここからは同店自慢の料理を見ていきましょう。
●「トリプルチーズバーガー(ベーコントッピング)」(3,300円)

こだわりのパティは、懇意にしているお肉屋さんから仕入れたアメリカ産の牛肉に、国産牛の脂身を混ぜることでジューシーさと日本人好みな旨味をプラスしてあるとのこと。そんな絶品パティを贅沢にも3枚も重ね、さらにアメリカンチェダーチーズの味わいまで加わったこの一皿はお店のバーガーメニューでも一番の高額商品ですが、その迫力と味は値段に見合う価値ありです!
そのほかに、ふんわりとした優しさが感じられるバンズやフレッシュトマト・レタス、香り豊かな生オニオンとピクルスなどの野菜たち、それらをまとめるマスタードとマヨネーズのコンビネーションも見事です。
お客さんからの要望を受けるうちに増えたというトッピングも同店の魅力。愛好家にはたまらないパイナップルから、コルビージャックといったチーズまでその種類は驚きの19種類。今回は肉厚のベーコンを追加して豪快に攻めてみました。
●「US“ロック”ステーキ」(5,200円)

500gのお肉を豪快に焼きあげた「US“ロック”ステーキ」は、その名の通り岩を思わせる豪快メニュー。バーガーと並ぶお店のもう1つの名物として愛されているそうです。
アメリカ産肩ロース肉をグリルでじっくり丁寧に焼き上げたステーキは、見た目のインパクトとは裏腹に繊細な味で、しっとりジューシーで実に美味! アメリカンビーフのワイルドな旨味を存分に引き立てるのは、意外にも醤油ベースの自家製オニオンソースで、たっぷりとかかったこのソースと共にお肉を食べれば500gもあっという間です。
複数人でシェアして食べることが多いそうですが、もちろんお一人さまでの対応可能とのこと。基本的には夜限定のメニューだそうですが、どうしても食べたい! というロックな魂を持ったお客様であればランチメニューとしても提供可能だそうです。
●「ピルスナーウルケル700ml」(1,400円)

ボトルビールを20種類ほど取り揃えるなど、バーガーやステーキに合うビールも充実している「ONE THE DINER」。中でも一見さんオススメの一杯が、チェコのドラフト生ビールという「ピルスナーウルケル」。
幅広のワイルドなジョッキから受けるイメージとは裏腹に、その味は意外にも日本人好み。ピルスナーの軽やかな甘みと優しい口当たりで、飲み込むと喉奥からふんわりとホップの苦味が立ち上がり、これが実にパンチの効いた料理とピッタリです!
――ロックでワクワクとする店内の雰囲気と、対照的な人当たりの良い一見さんの人柄。これら2つが融合することで、団体客からお一人様まで受け入れる、懐の広い“目黒の秘密基地”が誕生したのでしょう。近くに立ち寄った際はぜひ足を運んでみてください!
ONE THE DINER

所在地 東京都品川区上大崎1-1-14 トーカン白金キャステール1階
営業時間 月曜11:30~14:30(L.O. 14:00)、火~土曜11:30~14:30、18:00~24:00(フードL.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)、日曜12:00~22:00
定休日 祝日
電話番号 03-6455-7588
https://www.one-thediner.com/

2025.10.07(火)
文=むくろ幽介
写真=志水 隆