ホリデーシーズンの「帝国ホテル 東京」は、本館1階に飾られる、約1,000輪の真紅のプリザーブドローズを使ったロビー装花に誰もが足を止めます。
そのロビー奥に位置するホテルショップ「ガルガンチュワ」には、赤と白を基調にした新作クリスマスケーキが登場!
もちろん、帝国ホテルならではの伝統的なケーキも充実。思わず何種類も選びたくなる、魅力的なラインナップです。その一部をご紹介しましょう。
カットごとに歓声があがるスペシャルケーキ

リング状のケーキは、マダガスカル産バニラをふんだんに使ったバニラムース。その中には、カラフルな大小の球状ムースがちりばめられています。たとえば、マンゴージュレ入りのマンゴームース、イチゴのコンフィチュールを包んだイチゴムース、フランボワーズ果肉入りのピスタチオムース……カットする場所によってさまざまなフレーバーが楽しめる仕掛けです。
また、思わず「かわいい!」と笑みがこぼれる、マジパン製サンタクロースやアイシングクッキーは実は別添え。リングムースをベースに、家族や友人と一緒に、自由なデコレーションを楽しめます。
自然に会話が弾み、ケーキを囲んで心温まるひとときが過ごせるケーキは、その名も「ル リアン」。フランス語で“つながり”や“絆”を意味します。
ペストリーシェフ・秋城俊徳さんの「人と人との心を結び、温かなご縁をつなぐケーキにしたい」という想いが込められたケーキです。
真っ白なムースにイチゴの香りが広がる聖夜のケーキ

ホワイトチョコレートを吹き付けて仕上げた真っ白なケーキに、ラズベリーとチョコレートを飾り、赤がアクセント。
ビスキュイの上に、ふんわりとしたイチゴムースと、とろりとしたイチゴのコンポートを重ね、マスカルポーネとホワイトチョコレートのムースで包んでいます。
土台には、イチゴのフリーズドライ、コーンフレーク、フィヤンティーヌをホワイトチョコレートでまとめたクラックランを敷き、食感のアクセントに。
ふんわり軽いマスカルポーネムースのクリーミーな風味の中から、イチゴの華やかな香りが広がります。
トナカイの表情に癒されるホリデーシーズンのプティガトー

ひとつひとつ手作りなので、少しずつ表情が違う、ユーモラスなトナカイのケーキはお一人様サイズ。マカロンコックの口元に、チョコレートの赤い鼻とつぶらな瞳。どの子も愛嬌たっぷりで、見ているだけで癒やされます。
チョコレートムースの中にはビスキュイショコラ、ふんわり軽いバニラクリーム、そして中心には、果実感を残したミックスベリーのコンフィチュールがとろり。まろやかなチョコレートの合間から、みずみずしいベリーの爽やかさもあり誰からも愛される味わいです。
12月1日(月)から25日(木)までは予約なしでも店頭で購入できるので、ホリデーシーズンの手みやげやご褒美スイーツにもぴったり!
2025.09.25(木)
文=下井美奈子