透明度抜群のボラカイ島へ。気分は一気にリゾートモード

ボラカイ島の夕陽にしばし見とれる。
テキーラサンライズのカクテル・タワー。蛇口をひねって何杯でも。

 マニラからパナイ島に飛んで、カティクランという港からボラカイ島へ。飛行機を格安にした分、リゾートはちょっとラグジュアリーに「シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパ」に滞在。ここは港に、リゾート専用のラウンジがありプライペート高速ボートが送り迎えをしてくれる。約30分で到着し、ぎりぎりサンセットに間にあった。白砂のホワイトビーチの向こうに落ちる夕陽は息を飲むほどきれいだった。

 陽が落ちて夕食の後は、スパでヒロットとよばれるバナナの葉を使ったフィリピン伝承のトリートメントを受けて、ゆったり。終わると、夜もかなり更けているが、音楽やダンスが大好きなフィリピンの人にとって、まだまだこれからがお楽しみの時間。

Shangri-la's Boracay Resort & Spa
(シャングリ・ラ ボラカイ リゾート&スパ)

所在地 Barangay Yapak, Boracay Island, Malay Aklan 5608
電話番号 +63-36-288-4988
URL http://www.shangri-la.com/jp/boracay/boracayresort/

 翌日、午後2時までのボラカイ島での滞在は、エメラルド色の海を満喫すべくボートでシュノーケリングへ。ボートからも海底が見えるほど透明度の高い海で色とりどりの魚と戯れる。泳ぎが苦手でも、ライフジャケットを付けたまま、水中メガネでちょっと海を覗けば、感動間違いなし。

ぷかぷか浮いているだけでも海の底まで見通せる。

 ボラカイ島からマニラに戻ると夜になるので、帰国は空港近くのホテルで1泊して早朝便を利用して午前に成田に戻る。正味3日間+半日で、マニラでグルメ、ボラカイ島でリゾート三昧で、パワーをリチャージする旅ができた。

ボラカイ島の美しいビーチ。こんなメモリーを残した人も。

【取材協力】
フィリピン政府観光省

URL http://www.premium-philippines.com/

セブパシフィック航空
URL https://www.cebupacificair.com/

小野アムスデン道子 (おの アムスデン みちこ)
ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。
Twitter https://twitter.com/ono_travel

Column

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2014.05.13(火)
文・撮影=小野アムスデン道子