海を越えてもたらされた美しい工芸品

「更紗杜若文様縫合小袖」(一部分) 更紗:インド 17~18世紀、仕立:江戸時代後期  文化学園服飾博物館蔵 展示期間:2014年4月29日~6月8日(3/15~4/27は特殊撮影による実寸のグラフィック展示) ※「大きな画像を見る」で全体をご覧いただけます
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 江戸の「鎖国」イメージは根強いが、実際は長崎を介して、中国や西欧の多彩な文物が日本へもたらされていた。その見たことのない意匠や質感は、江戸の人々を熱狂させたが、中でも「舶来」の象徴となったのがオランダだ。びいどろ(ガラス)やインド更紗、デルフト焼など、そのものを愛でただけでなく、意匠の引用や再現など、日本の工芸へ取り入れられていく様子も併せて展示する。

江戸の異国万華鏡──更紗・びいどろ・阿蘭陀
会場 MIHO MUSEUM
会期 2014年3月15日(土)~6月8日(日)
料金 一般 1,100円ほか
電話番号 0748-82-3411
URL http://miho.jp/

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2014.04.12(土)
文=橋本麻里