【界 霧島】杜氏から教わる本格焼酎と酒造蔵見学
●原料、器、飲み方など、焼酎の奥深い文化を知る
鹿児島県内には、110を超える焼酎の醸造蔵があるという。蔵ごとにこだわりがあり、味わいも異なる。そこで鹿児島の伝統産業である本格焼酎の真髄にふれていただくために、このプランが企画された。
参加者は、有限会社中村酒造場と、国分酒造株式会社の2つの蔵から、見学先を選ぶことができる。1888年創業の中村酒造は、県内でも3軒だけの石造り蔵のひとつで、手作業ですべての銘柄を仕込んでいる。あらかじめ水と焼酎をなじませて4日寝かせる前割りを、黒千代香(くろじょか)と呼ばれる鹿児島伝統の器で温めて焼酎本来の香りを楽しむ。
国分酒造は、1970年に10の蔵元が集まって創立した酒造会社。米麹を使わない、業界初の100%の芋焼酎の醸造や、絶滅寸前だった品種の芋を復活させて開発した焼酎など、独自の取り組みで知られる。国分酒造を代表する銘柄である「安田」の水割りや、芋の品種、醸造の手法などが異なる焼酎を飲み比べて、焼酎という文化の奥深さを知ることができる。
【杜氏から教わる本格焼酎と酒造蔵見学概要】
期間:2024年4月1日〜2025年3月31日
料金:1名5,000円(税込み/宿泊費別)
定員:1日1名〜5名
予約:要
予約方法:ホームページ(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikirishima/)にて7日前までに予約
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2024.04.21(日)
文=サトータケシ