国内外にさまざまなコンセプトで72の宿泊施設を運営する星野リゾート。「星のや」、「リゾナーレ」、「界」、「OMO」、「BEB」、「LUCY」のほか、個性際立つホテルや温泉旅館など、いずれも地域の特徴を打ち出して宿泊客をもてなしている。
星野リゾートNEWSでは、その土地だから体験できる唯一無二のアクティビティや、いまこそ体験したいプログラムなどをご紹介。今回は「OMO」が企画する、深まる秋の夜長を満喫するための催しを取り上げる。
星野リゾートが全国に展開する「OMO」のコンセプトは、「テンションあがる『街ナカ』ホテル」というもの。街をこよなく愛するスタッフが、地域のみなさんとともに街の魅力を案内するという新しい感覚のホテルだ。ゲストは、いままで知らなかったローカルの魅力と出合うことで、ホテルだけでなくその街全体がお気に入りの存在になる。
現在、北海道から沖縄まで16施設を展開している「OMO」はその斬新なコンセプトが好評を博し、2026年春には「OMO7横浜」、「OMO5横浜馬車道」の開業を予定するなど施設を拡充している。
ただし都市型ホテルの“あるある”として、夕食を済ませたら夜は寝るだけになってしまうケースも。そこで「OMO」は、ホテルに戻ってから寝るまでの時間も充実させるために、「ローカルリズムナイト」というホテルイベントを開催している。
このイベントの「ローカルリズム」とは、「ローカル(Local)」と「リズム(Rhythm)」を組み合わせたもの。街からインスピレーションを受けた空間装飾、音楽、文化体験、フード&ドリンクなど、それぞれの拠点が趣向を凝らし、街を愛する「OMO」ならではのナイトライフを提案する。
宿泊者ならだれもが楽しめる「ローカルリズム」は「OMO」の全17拠点で開催しており、ここではその中から東京、京都、大阪の7施設のイベントをご紹介。
【OMO3浅草】あさくさ宵見世
●浅草の賑わいと江戸の粋を楽しむ夕べ
浅草の街に夕暮れが訪れる頃、パブリックスペースである「OMOベース」にずらりと並ぶ提灯に明かりが灯り、夜の雰囲気を演出する。
提灯には浅草の歳時記にちなんだイラストが浮世絵のように描かれ、江戸の粋を表現した天井画とともに、浅草という街の賑わいや歴史を伝える。
20時からは1時間ごとに映像による演出が行われ、「OMOベース」の照明が落ちると浅草寺の夜景が幻想的に浮かび上がる。
そして「OMOベース」には、「〆おやつ屋台」が登場、ご近所の「種亀」の最中種と6種のトッピングで、江戸の粋な空間で自分だけの花もなかアイスを楽しむことができる。

