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ゆっくりひと息、コーヒーを。運がよければトキが見られるかも?「Mr.Tono café」

 歴史ある古刹を巡ったあとは、「Mr.Tono café」でくつろいでから港へ。

 子ども服ブランド「oto」を手がけている溝上ご夫妻。2年前に自然を求め東京から佐渡へ移住「服を見ていただきながら、ゆっくりくつろげる環境をつくりたい」と、かつて東京銀座でバリスタとして勤めていた経験を活かし。2023年5月に「Mr.Tono café」をアトリエ「oto」と併設することに。

 オープン当初はコーヒーとプリンのみだったメニューも、チョコレートドリンク、カフェモカが加わり、そしてフローズンドリンクのフラぺ、ティーラテドリンク、季節限定ドリンク等々、メニューは増殖中。

 選べるコーヒー豆は、数量限定とその月の豆の2種類で提供。この日は「コスタリカ」と「パナマ」。豆の特徴については解説プレートが用意されており、味の個性だけでなく、農園の特徴、そしてその国の背景までもががわかり、コーヒーをさらに愉しむことができます。

 飲み方はハンドドリップからエスプレッソソロ、カフェアメリカーノ、カフェラテ、キャラメルマキアートと選べ、2杯目以降は150円〜おかわりできるという太っ腹なシステム。種類を変えても、アイスにしてもOK! 

 また、銀座のフレンチシェフから伝授されたという濃厚な「自家製 Tono プリン」も絶品です。帰りのクルマの中ではテイクアウトした「Tono プディングフラペ」を片手に、旅の余韻に浸りながら飲んでもよし。

中にはTonoプリンがまるまる1個入っています。「Tono プディングフラペ」のミルクベースとコーヒーベース各800円。イラストのかわいいテイクアウトカップは、一つひとつ手描きだそう。

Mr.Tono café

所在地 新潟県佐渡市大和1316-1
電話番号 070-3535-3536
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜
https://mrtono.square.site/

2024.03.29(金)
文=大嶋律子(giraffe)
写真=釜谷洋史