この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年2月9日)

» きのうのレシピ「さつまいもとちりめんじゃこのっけごはん」


vol.210 きのこあんかけ天津飯

きのこあんかけ天津飯。
きのこあんかけ天津飯。

 天津飯を作るときは、卵をケチってはなりませぬ。ふわぁ~っとした卵をどんとごはんにのせて、そこにきのこあんをかけてごはんに混ぜながらいただく、至福のひとときです。

 きのこあんがなくても充分おいしいですが、あんがのったらもっとおいしいです。

■材料(1人分)

・ごはん:適量

卵液
・卵:2個
・長ねぎ薄切り:大さじ1
・鶏ガラスープの素:小さじ1/2

きのこあん
・きのこ(なめこ、舞茸、椎茸など)合わせて:100g
・出汁:1カップ
・塩:小さじ1/3
・酒:大さじ1
・醤油:小さじ1/2
・片栗粉:小さじ1

・ごま油:小さじ1

■作り方

(1) 卵液の材料を混ぜる。フライパンにごま油を入れて中火で熱し、卵液を流し入れて大きく混ぜ、半熟の状態で、ごはんにのせる。

(2) 椎茸は薄切りにする。舞茸はほぐす。鍋にきのこあんの材料を入れてよく混ぜ、中火で熱し、とろみがでたら(1)にのせる。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.02.09(金)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔