こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。

 まもなく年末。新年に向けて、美容家電をチェックしている方も多いかもしれません。

 私は仲良しのヘアメイクさんから、「ヤーマンのブラシ型美顔器を使ったら、たるみが取れてシャープになった」と効果を大絶賛されたので、2週間ほど試してみました。一緒に、珍しい光美顔器とニードルコスメにも挑戦したので、使用感をご報告します。


●緑の光でくすみにアタック!

 私が試したのは、2023年7月に発売された「ブルーグリーンショット」と、2023年9月に発売された「ヴェーダハイパーリフトブラシ」、それに高保湿タイプのクリーム「メディリフト ニードルリフトクリーム ディープモイスト」の3つ。

 中でもとても珍しい、緑色を放つ光美顔器、「ブルーグリーンショット」(77,000円)からご紹介しましょう。

 ブルーグリーンショットは、「日本初の緑LED×IPL(※注)搭載の光美顔器」とうたわれている通り、光の力で肌を整える美顔器です。

 肌に当てると、カシャッカシャッという音をさせながら、緑の光が放たれるのですが、この緑LEDに肌の明るさを整える可能性があるというのです。凄い!

※注)IPL(Intense Pulsed Light)とは、光の種類の一つ。脱毛などにも使われる瞬間的、かつ高出力な光のこと。

 商品の特徴は、ヤーマンの公式HPから確認できます。

 使い方はとてもシンプル。洗顔後、化粧水などで整えたお肌に美容液などを塗ったあと、照射口を密着させて、ゆっくりと滑らせながら光を当てていくだけ。基本的には、説明書に書いてあるNG箇所を避けて顔全体に一通り当てる感じです。

 使ってみると、なんと一回使っただけで、お肌のきめが細かく、滑らかになったように感じました。粗さが整えられて、陶器のようになったというイメージです。

 しかしなにが一番いいって、とにかく使いやすいのですよ。

 なんといっても軽くて持ちやすく、肌への密着度が高いのです。そのため、顔のいろんな凹凸にも「臆せず」するする進んでくれるというか、こちらが工夫しなくても、肌を乗りこなしてくれるのです。乗りこなすという言い方もなんですが、イメージとしては四駆のタイヤがどんなデコボコ道もするすると走ってくれる感じとでもいいましょうか、使い手が力を加減する必要もなく、スムーズに使えるのです。

 さらに、光を当てたい場所……つまり特にケアしたい場所すらも、いちいち考える必要がなく、機械に任せられるのです。というのも、中に「フォーカスセンサー」なるものが搭載されていて、肌表面のくすみを感知するたびに自動でハイパワーLEDに切り替わってくれるのですよ、なんというハイテクでしょう。なお、週に一度の使用が勧められている「スペシャルモード」では、気になる部分に集中アタックできるので、特にケアしたいシミなどがある場合、一層頼もしく感じられるでしょう。

 まだあります。

 この美顔器は、照射時間が「ほんの数分」と言いますか、私の場合は、顔全体に一回走らせて終了させていたので、ケア時間はトータルでも3~4分程度。しかも毎日ですらなく2~3日に一回使っただけなのですが、それでも、お肌が滑らかになり、肌全体が整ったおかげで、シミが目立たなくなったのです。楽な上に、大変な実力を感じました。

 使い方はヤーマン公式HPから動画でチェックできるので、まずは覗いてみるといいでしょう。

●How to 動画も見ることができる公式サイトはこちら

https://www.ya-man-tokyo-japan.com/products/forface/blue-green-shot.html

2023.12.17(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史