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入笠湿原まで約10分。ふっかふかの心地よい山道をゆく
![コース案内板があるので、出発前に必ずチェックを。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/1/1280wm/img_717cb7cb6183480358e8ad2fea4208d8161960.jpg)
入笠湿原を経て入笠山へ向かうコースは片道55分が目安。まずはアノカラ山の森の中を10分ほど歩いて、入笠湿原を目指します。
![焚火遊道の田中さん(左)、猪野さん(右)と一緒にルートを確認。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/c/1280wm/img_3c2d4c87c20900af0abb9b33f63e910d128317.jpg)
落葉樹とクマザサに囲まれた山道は陽がきらきらと差して明るく、土や木の香りがほのかに立ち込める。最高の森林浴に、自然とリラックスした気分になります。
それに山道はしっかり整備されているため、とても歩きやすい。「落ち葉と柔らかい土でふかふかの道は膝にやさしいし、歩いていて気持ちいい。トレッキングはもちろんだけど、つい走りたくなりますね」(佐竹さん)
![凸凹や障害物が少ない山道は初心者も安心して歩ける。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/6/1280wm/img_a6590b7acf70e6f38e9bbe5d8ad9d350289621.jpg)
![入笠湿原までの道は高低差が少なくフラットな道のりで、登山というよりは散歩のような感覚だ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/7/1280wm/img_d79dba5a46c2303f2f0c20b4c5b32d65264943.jpg)
歩き出してから数分ほど、あっという間に入笠湿原の入り口に辿り着きました。この鉄の扉は、植物が荒らされないよう鹿の侵入を防ぐためのもの。開けたらしっかり閉めるのがマナーなので覚えておきましょう。
![扉の向こうに入笠湿原がチラリ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/f/1280wm/img_df5c56169f4b383a50b866e139d72ed5197637.jpg)
2023.12.15(金)
文=平野美紀子
撮影=深野未季
スタイリスト=永田哲也