この記事の連載
絶景を見下ろす10分間の天空ショー
![進行方向の逆側に見えるのは八ヶ岳連峰。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/3/1280wm/img_8396673beee27784f4e55499cf192e6497287.jpg)
ゴンドラに乗り込み後ろを振り返ると、富士見町の街を見守るようにほんのり色づいた八ヶ岳の峰々が聳え立つ。山麓から標高1,780メートルの山頂駅まで約10分間、しばしの空中散歩を満喫します。
「あの頭が一つ抜き出ているのが赤岳で、あっちの高い山は網笠岳と権現岳だね。一番手前の山は何だろう?」なんて二人で山の名前を確認し合う風景は、山好きならではかもしれません。そうしてゴンドラ内上部に貼られた地図で答え合わせをするのも、楽しい時間。
![富士山も一望できます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/b/1280wm/img_abd9361ae90e05d51b9d8dbc22a0912655770.jpg)
![ゴンドラ内は優しい陽の光が差し込みポカポカと暖かい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/2/1280wm/img_220d7a58881d3b208b455140c56c2588132733.jpg)
山頂駅を出ると大パノラマ! トレッキングポールの無料レンタルも
![ゴンドラを降りていよいよへトレッキングスタートです。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/c/1280wm/img_9c0669246ca241669f1fc4d9099e6e22175907.jpg)
ゴンドラを降りると、正面に無料で利用できる貸出用のトレッキングポールがズラリ。珍しいサービスに、佐竹さんも「とても気が利いている! 初心者の友だちを連れてくる時やポールを持ってくるのを忘れた時に便利ですね」と感嘆の声を漏らす。
![膝の負担を和らげるポールは積極的に利用しよう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/b/1280wm/img_8b811ef17f798c6e9f4621bb0bfe2c22170739.jpg)
山頂駅のすぐ横は広場になっていて、さきほどまで見えていた八ヶ岳が目の前いっぱいに広がります。圧巻の迫力に二人とも「綺麗〜!」と写真のシャッターが止まりません。スマホを固定できるフォトスポットを発見したので、もちろん記念に撮影(笑)。
![木製のフォトフレーム内には、ちょうど八ヶ岳がおさまる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/2/1280wm/img_5246d98a88a8281ef2c2d435d2e0197899768.jpg)
2023.12.15(金)
文=平野美紀子
撮影=深野未季
スタイリスト=永田哲也