
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2023年1月8日)
vol.178 おいなりさんのっけ弁当
おかずが少しずつ余ったとき、テーブルに並べても食べてくれないけど、お弁当箱に詰めると不思議と食べてくれるというお話を聞いて、なるほどと思いました。
破れてしまった油揚げの甘煮、いなり寿司にするにはちょっとアレだったので、千切りにして酢飯にのっけて混ぜていただきました。曲げわっぱのお弁当箱に詰めるといい感じ。そして食べるとバッチリいなり寿司の味!
混ぜてから少し時間をおくと味がなじんでおいしい。海苔をまぜてもおいしいですよ。これも「食べれば○○シリーズ」の仲間です。
■材料(1人分)
・油揚げの甘煮:2枚
・しらす:大さじ1
・酢めし:茶碗1杯分
・酢ばす:2~3枚
・生姜の甘酢漬:適量
・白煎りごま:適量
■作り方
(1) 酢ばすはみじん切りにする。生姜の甘酢漬けは千切りにする。
(2) 酢めしに(1)としらすを混ぜる。油揚げの千切りをのせ、白ごまをちらす。
今日はお気に入りの白ごまを使いました。この祇園むら田のごま、香り高くていつものお料理がグレードアップします。
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
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- 文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔 - category


