この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年1月7日)

» きのうのレシピ「麻婆牡蠣のっけ焼きそば」


vol.177 板わかめとしらすのっけがゆ

 先日、鳥取県の米子を訪ねました。おみやげに買ってきたパリパリ食感の乾燥わかめ、これが実にお・い・し・い。香ばしくて、ほどよい塩気で、クセになる味わい。

 島根も含めた山陰地方では「板わかめ」の名でおなじみのよう。ごはんのっけもいいんですが、最近はしらすと海の恵みダブルでおかゆにするの、ハマっています。

■材料(1人分)

・板わかめ:適量
・しらす:適量
・白がゆ:適量

■作り方

(1) 器に白がゆを盛り、板わかめとしらすをのっける。

 しらすと一緒におかゆの中でちょっとふやけて、パリッとした部分と少ししっとりした部分の両方を味わうの、好きなんだなあ……。おかゆにわかめの香ばしさが移るのもたまらない。あ、おにぎりにたっぷりまぶすのもあちらの定番なんです。またうまいんだ、これが。

 アンテナショップや百貨店などの乾物コーナーで板わかめを見かけたら、ぜひお試しください。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.01.07(日)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔