この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月13日)

» きのうのレシピ「セリたっぷり牛丼」


vol.152 ブリのなめろうと春菊ナムルのっけ丼

ブリのなめろうと春菊ナムルのっけ丼。
ブリのなめろうと春菊ナムルのっけ丼。

 新潟県の長岡駅近くの居酒屋「魚仙」さんで頂いたブリのなめろう。これがとってもおいしくて、冬になると自分で作るようになりました。ニンニクとゆずがこのなめろうのマストアイテム。この香り強めの食材の組み合わせがとてもいいんです。

 私はどんぶりで黄身だけをのっけることはあまりしないのですが、このなめろうはぜひのっけてください。黄身のコクが加わってさらにパワーアップします。春菊は生のまま、ごま油と塩であえてナムルにして。付け合わせに最高ですよ。

■材料(1~2人分)

・ブリ(刺身用):100g
・にんにくみじん:1片
・長ねぎみじん:20g
・みそ:大さじ1/2
・砂糖:少々
・ゆずの皮のすりおろし:適量
・黄身:1個
・春菊の葉:1本
・ごま油、塩:少々
・ごはん:適量

■作り方

(1) ブリは包丁で細かく切り分けたのち、みそ、砂糖を混ぜ、叩く。粘りがでてきたら、ニンニク、長ねぎ、ゆずの皮を混ぜる。

(2) 春菊の葉にごま油、塩を加えて混ぜる。

(3) ごはんに(1)と(2)、黄身をのせ、混ぜながら食べる。

 昨日、白央さん、セリ使ってましたね。春菊とかセリって大人になって好きになった野菜ですね。鍋以外にも色々楽しめるので、私もつい買っちゃいます。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.12.13(水)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔