この記事の連載
2024年から2036年にかけて建て替え予定の「帝国ホテル 東京」からは、帝国ホテルならではのクリスマスケーキがバリエーション豊かに登場!
ロビーのバラの装花を模った「The Lobby Rose」や、料理長が創る「Truffle『S』2023」、新作のボンボン ショコラ「ノエル」、冷凍配送できるクリスマスケーキなど、多彩なクリスマススイーツが揃います。
また、今年も環境への配慮として、クリスマスケーキのデコレーションやパッケージは、プラスチック素材を極力不使用。伝統を大切にしながらも、革新的な帝国ホテルならではの11種類のクリスマススイーツラインナップを一挙公開します! なお、ご予約は10月16日(月)からスタートです。ホテル会員はすでにご予約の受付を開始しています。
<クリスマスケーキ(全5種)>
全て手作りのチョコレート! 約100個の赤いバラのドームケーキ
【新作】The Lobby Rose(15台限定)
内側ショートケーキ 直径15cm、外側チョコレート 直径約24cm/70,000円
帝国ホテルの冬の風物詩としてロビーに飾られる、約1,000本もの赤いバラのプリザーブドフラワーをドーム状にアレンジした、ひときわ華やかな装花。この赤いバラをモチーフにした美しい新作クリスマスケーキです。
一つ一つチョコレートで手作りした約100個の赤いバラのドームを開けると、中からはイチゴをふんだんに使用した純白のショートケーキが現れます。サプライズ感のある華やかなケーキは、ホームパーティーで歓声があがることは間違いありません。
ショートケーキを食べたあとは、しばらく部屋に置き鑑賞もできるのも心が華やぎます。チョコレートのバラだけではなく、ビターチョコレートで作った土台もお召し上がりいただけます。花束を贈るようにギフトとして差し上げたい、帝国ホテルならではの逸品です。
ヨーロッパ産黒トリュフを使用した贅沢なケーキ
【新作】 Truffe 「S」 2023(70台限定)
長さ約18cm×高さ約7cm/27,000円
東京料理長 杉本雄さんが手掛ける、ヨーロッパ産黒トリュフを使用した贅沢なクリスマスケーキ「Truffle『S』」の第5弾です。
“焼き菓子と生菓子の中間”のチョコレートケーキというコンセプトは変わりません。ケーキの中心部分の滑らかなトリュフクリームが秀逸。マスカルポーネとクリームを合わせ、細かく刻んだトリュフが加わり、フレッシュなトリュフの薫りが広がる、くちどけの良いトリュフクリームがたまらない!
その周りにバナナケーキ、テリーヌショコラ、ドライフルーツ、チョコレートクランチ、ドライいちじくやナッツ類が囲んでいます。また規格外のバナナをバターでソテーしコニャックで香りづけして使用することで、食品ロスの問題にも取り組んでいます。
バナナケーキに浸み込ませたりドライフルーツを漬け込むお酒に、イタリア ピエモンテ州で古くから造られる、赤ワインベースの「バローロキナート」を使用し、深みのある味わいに。パリパリとしたカカオのパイ生地で覆うことで、内側のやわらかい食感のコントラストが心地よい。一口ごとに味覚の発見がある革新的なクリスマスケーキです。
2023.10.08(日)
文=下井美奈子