この記事の連載

エクササイズの方法

 ここからは、ノーメイクでご紹介していきますよ。

 まずは、唇を前に突き出して、口回りの筋肉を鍛えます。

#1「ウー」と唇を前に突き出す

 この時に、あごの位置を下げないように注意します。

 イメージとしては、青い線よりもあごを下げない(つまり、「顔の長さ内」で凹凸をつくる意識です)。

#2 あごの位置を変えずに、思いっきり歯を見せて笑顔をつくる

 あごを下げないようにするだけでなく、目も大きく開いておきます(目を細めずに口角を上げることで、頬の間延びを減らすイメージです)。

 注意点も書いておきましょう。

*注意ポイント*

【NG】歯を見せる時に、唇の中央を起点にしたり、あごを下げたりするのはNG(顔の筋肉が引き上げられません)。

【OK】歯を見せる時もあごは決して下げないようにしましょう。右写真の青線部分の赤い点を死守します。また、「ウー」の形をつくった時の唇の最高地点(右写真の緑部分の赤い点)から唇の位置を下げないように頑張りましょう(口を開いた時の形が、緑で書いた逆三角形になるのを目指しましょう)。

 続いて、口を閉じている時でも口角の上がった笑顔がつくれるようになる練習です。

2023.06.11(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史