【眼輪筋をほぐしてシワを減らすメソッド】
(1) 左手でピースを作り、左目の目頭と目尻に指を置く。
「指で目周りの皮膚を少し引っ張るようにして、目を気持ち、横に広げます」
(2) その位置で指を固定し、10秒~30秒程度、皮膚ごと左右に揺らす。
「下向きの作業が多い人は、目線を上向きにして行いましょう」
逆側も同じように行う。
「一回につき、10秒~30秒程度、朝晩2回行うのがオススメです」
続いては、「目と眉を近づける」メソッドです。
「最初に、眉毛下制筋(びもうかせいきん)を刺激して、その後、目を開ける筋肉の眼瞼挙筋とミューラー筋を鍛えていきます」
【目と眉を近づけるメソッド】
(1) 左手の人差し指を指先が眉頭の下、第一関節が目頭に来るように置く。
(2) そのまま皮膚ごと10秒~30秒、優しく上下に揺らす。
(3) 逆側も同じように行う。
「薄い筋肉なので、とにかく優しく行いましょう」
次に、眼瞼挙筋とミューラー筋を鍛えていきます。
(4) 額に手を当てて、額の筋肉が動かないように、力を入れて固定する。
(5) 目の奥の筋肉の力で目を開ける。
このときに、額の筋肉で目を開けないように注意する。
「目頭よりも目尻に力を入れるような意識で行うと、行いやすいですよ」
こちらも10秒~30秒程度、朝晩2回、毎日行う。
このメソッドを教わってから、私はパソコン作業の合間に、ピースで行う眼輪筋ほぐしを頻繁に行うようになったのですが、とても目が温まって、目の疲れがたまりづらくなったように感じます。
また、温まったところで人差し指のメソッドに移行すると、筋肉がより動きやすくなり、目が上に上がり、眉に近づいていっているような気がしています。
「美肌も美ボディも、骨を正しい位置に戻してこそ実現します。日本人を骨から美しくするために、今後もいろんなケア方法をご紹介していきますね」
何と頼もしい先生ですが、最近は特に「フェムケア」に力を入れているそう。こちらも「5年後には、生理痛を無くします」とのことで、期待大。
次回は、そんなテーマでも教わりに行きたいと思いました。HIRO先生、ありがとうございました!
小顔になる! あごコリほぐし
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Column
にらさわあきこの日々是実践美容道
新人美容研究家のにらさわあきこが取り組む美容道。アラフォー超えて、本格的に真剣に取り組むことになった「美容体験」や「美容習慣」の考察記。
2022.09.04(日)
文・撮影=にらさわあきこ