本場・韓国での経験を生かしたカフェ
「カフェマリニ」を営むのは、竹本真鈴(マリン)さん。中学生の頃からの韓国好きで、大学も国際学部の韓国語学科に進み、交換留学生として1年間現地で暮らしたと言います。「アパレル会社に勤めたのですが、どうしても韓国に関わる仕事がしたかった。飲めなかったコーヒーが、アメリカーノ主流の韓国で飲めるようになったことも、カフェを始めるきっかけになりましたね」。クロッフルは、サクサク食感になるよう独自の工夫を重ねたのだそう。
ドリンクも韓国のカフェで話題になっているメニューにこだわりました。
「ギャラクシーソーダ」は、レモンシロップとバタフライピーを使っており、混ぜるとブルーがピンクに変わるSNS映えするメニュー。
「オーシャンラテ」は、ブルーキュラソー、オレンジの皮のシロップで味付けしたミルク、エスプレッソの3層になったドリンク。甘さとほろ苦さのバランスがとてもいい。
ドリンクのお供にぴったりの、かわいい「クッキー」を発見。ひとつひとつ表情が違っていて、どれにしようか迷います。クロッフルに添えたりもするのだとか。
新型コロナウイルス感染が世界中に広まって、自由に韓国旅行ができなくなってしまいました。こんなタイミングだからこそ、現地の雰囲気を感じられるお店に行って韓国気分に浸りたいという方も多いのでは。
「ドラマや映画、K-POPもコスメも身近になったけれど、まだまだ韓国は魅力たっぷりですよ」。韓国のカフェ文化を伝える「カフェマリニ」。これからの展開も楽しみです。
Column
そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行
生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい！」というおやつを紹介します。
2022.08.14(日)
文・撮影＝そおだよおこ
