＃12 劉家肉粽(富基總店店)
粽ストリートにある絶品粽の名店
台湾では旧暦の5月5日、端午節に粽を食べる習わしがありますが、B級グルメの台湾小吃としても日常的に食べられています。
屋台や市内の専門店などで広く販売されていますが、新北市の北海岸エリアの道沿いは多くの粽店が軒を連ねる、まさに粽ストリート。
このエリアには白沙湾というビーチがあり、ロケでよく訪れるのですが、ロケ飯としても非常に人気が高いのが「劉家肉粽」です。
店先には大量の粽がぶら下げられています。その光景はなんともインパクトがあり、粽好きにはたまりません。
数ある店の中でも、劉家肉粽のおいしさの秘密はどこにあるかというと、もち米の味付けが少し濃いめで、ほんのりとスパイシーさもあり、中に入っている角煮が大きく柔らかいところ。
そして、塩漬け卵の黄身がまるごと入っているので、粽1個でじゅうぶんな満足感。ミニサイズもありますが、こちらには卵は入っておらず、味も異なります。本当のおいしさを味わうなら、ぜひ通常サイズの粽を食べてみてくださいね。
劉家肉粽(富基總店店)
所在地 新北市石門區崁子腳58-18號
電話番号 02-2638-0888
営業時間 10:00～19:00(土・日曜 10:00～20:00)
アクセス MRT淡水駅から車で約35分
矢作 晃之(やはぎ てるゆき)
埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100％日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げ、おかげさまで10年を超えました。現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!
Column
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現地在住の日本人コーディネーター矢作晃之さんがお伝えする、台湾グルメてんこもりレポート！
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2022.08.01(月)
文・撮影＝矢作晃之
