●ストレート眉に挑戦
今回も手持ちのグッズで行える内容ですが、私はミメのオリジナルコスメブランド「LyuVie(リューヴィ)」のアイテムを使用しました。
まずはテンプレートを装着します。
テンプレートのラインを参考にして位置を決めたら、描く側の眉に合わせて微調整していきます。
私は左右の眉の形が違うので、それぞれで少し移動させました。
続いてブラシを使って、「スキマ」にアイブロウパウダーを塗っていくのですが、このシステムというかアイデアが秀逸だと感じました。
というのも、テンプレートは写真のように3ブロックに分かれているのですが、ブロックごとに塗る色の濃淡を変えるように指示されるのです。
こうすることで、自然な眉が誰でも簡単に作れるのですよ。ナイスです!
しかも、ブロックを分ける「仕切り部分」には色がつかないわけですが、このいわば空白部分が生まれることで、多少濃いめに塗ってもグラデーションを作りやすく、塗るときに濃淡を考える必要がないのです。おかげでかなり自然に太眉を完成することができたのですが、余りにも秀逸なアイデアに、「美眉革命や~」と思いました。
そもそも太眉を描くのが難しいのは、「濃くなるか、薄すぎるかのどちらかになりがちだから」だと思うのですが、このテンプレに従えば、ちょうどいい「濃さ」が作りやすいのです。
しかも、「眉尻を濃く」「眉頭を薄く」することで、自然さはよりアップ。
もちろんテンプレートを使わなくても、「眉尻を濃く」「眉頭を薄く」を守れば、美しい眉を描くことができるのでしょう(ということで、このアイデアは盗みましょう!)。しかし「どの場所」に「どの太さ」で描けばいいかは、やっぱり難しいです。
それだけに、描く場所を指示してくれているテンプレートがあると、便利です!
アイブロウパウダーを塗り終わったら、ブラシを使って濃淡をなじませます。
あとは、足りないところをペンシルで描き足して……
ジェルで流れを整えて、完成。
今回は、眉をより際立たせるために、ハイライトでメリハリをつけました。
……以上で、すべて完成です。
こんな眉になりました。
簡単に憧れの「太眉」が描けました。感動です!
なお、先程から「太眉」と表現していますが、「ナチュラルストレート」で描いたものが十分太いので、これを使った描いた眉を指しています。
所要時間も5分以内で、あまりにも簡単だったうえ、一度描いたら、2回目からはよりスムーズにできました。
予想以上に短時間でできたので、勢いでもう一つのテンプレート「ナチュラルアーチ」も使ってみました。
2022.06.12(日)
文・写真=にらさわあきこ
商品撮影=鈴木七絵