【2022年5月】悟明老師が占う「アジアの動き」
インド&南アフリカ=破軍星には、吉星の右弼、小さな凶星の月空が入ってきます。
停滞した経済を発展させるべく、どうにかチャンスを掴み取ろうと突き進む様子が予想されます。
南アフリカでは、ウクライナ侵攻の影響を受けた食糧難も生じているようですが、星回り的には、この問題が深刻化する印象はありません。
それは、サプライチェーンの復旧の可能性を意味するものと読むこともできます。つまりこれは、停戦の可能性が高いと見ることもできる星回りです。
人々が健康に暮らせることを祈ります。
東南アジア=太陽星には、吉星の文昌と凶星の白虎が入ります。
しかし白虎の悪影響は大きくありません。災いが新型コロナだとするならば、感染者の増減を繰り返し解決には至らない……というイメージです。
小さな問題はありつつも、星回り的には願いが叶いやすいとき。収入増によって家庭が円満になるなど、幸せを感じられる国も出てくるでしょう。
中国=武曲星には、羊刃と病符という2つの凶星が入り、落ち着きのない月となりそうです。
特に金銭面での苦労が多い模様。現実に鑑みると、ロックダウンによる経済の停滞、資金繰りの行き詰まりなどが顕著になり、国民の不満がつのる状況に陥る可能性大。
ロックダウン以外の新型コロナ対策にも手こずるのではないでしょうか。
人々が思い詰めやすい状況なので、少し楽観的になることが必要かもしれません。穏やかな日々となりますように。
台湾=天同星には、福音をもたらす吉星の禄存と解神が入ってきます。多くの収穫に恵まれ、平穏無事に過ごすことができるでしょう。
ただ、予測不可能な大自然の変化=天災を避けるのは難しく、自衛の意識と日々の備えが大切になるひと月です。
そして、日本と韓国=七殺星。この時期は、吉星の月徳、凶星の陀羅と陰煞が入ってきます。
残念ながら、月徳が持つ福の神的なパワーは2つの凶星の強い力に抑えられてしまうため、何事も楽観視できないひと月となりそうです。
日本では、長引くコロナ禍、記録的な円安に加え、天災の心配も。
物価に響く円安傾向は、政府が刺激策を打ち出すことで、どうにか乗り越えてもらいたいところです。
コロナ対策と天災については、できる限りの備えをすることで我が身を護るようにしてください。
不安材料の多い星回りですが、唯一の救いともいえるのが、銀河線で紫微星と繋がっている点。
吉星の力で満ち満ちた紫微星からの好影響を受け、大難が小難となることを祈るばかりです。皆さんのひと月が順風満帆なものとなりますように。
多くの人々が高い意識を持つことで、日本が各方面で盛り返していく未来を期待しています。
2022.04.30(土)
文=堀 由美子