今年のショーレースの特徴は「ユニット勢の多さ」

――今年一番嬉しかったことは何でしたか?

長谷川 街ナカで顔をさされるようになったことですね。マスクして帽子を被っていても気づかれますから。恥ずかしい反面、嬉しいですね。

渡辺 僕はまだ気づかれることはないですね。バイトをしなくてすむようになったとか変化はいろいろありますが、最近でいうと今年も「M-1」準決勝に進めたことかな。(※取材は準決勝進出を決めた直後に行われました)

――改めて準決勝進出おめでとうございます! 現在の心境はいかがですか?

渡辺 決勝まで行きたいというところですかね。

――昨年に引き続きコロナ禍での「M-1」ですが、今年の「M-1」のムードは昨年と違いますか?

渡辺 あまり分析とかできるタイプではないので、僕らは(笑)。

長谷川 でも、おいでやすこがの影響か、ユニットでの出場者が多かったですね。あの人とあの人が組んでやってるんだとか、他事務所同士だとか、コンビに1人足して3人とか。

――現状ユニットでの参加者は準決勝に名前はなかったですよね。

長谷川・渡辺 今回は、残らなかったですね。

――そういえば「キングオブコント2021」も即席ユニットでの参加が認められたものの、決勝には残らなかったですよね。

渡辺 ユニット勢は落ちましたね。

長谷川 だからこそ、お笑いの難しさというか、奥深さを感じますよね、改めて。

2021.12.02(木)
文=綿貫大介
写真=佐藤亘