愛犬・ラフと福徳さんの、遠くて近い“兄妹関係”
お笑い芸人さんに一緒に暮らすペットを紹介してもらう連載「お笑い芸人の“うちの子”紹介」。第10回に登場いただくのは、圧倒的なコント数を持つジャルジャル・福徳秀介さん。
関西の実家で暮らすラブラドゥードルの女の子・ラフちゃん(5歳)を、飼い主である母親とともにお世話しています。
東京と関西、離れて暮らしながらも、なるべく1匹で留守番させたくないという思いから、母親が長く家を空ける時は仕事を休んで実家に帰って一緒にいたり、東京の自宅まで車で連れて帰ったりと、ラフちゃんのことを第一に考えている福徳さん。
現在の献身的なサポートは、以前一緒に暮らしていたラブラドール・レトリバーのラブちゃんとの経験も活かされているようです。
先代のラブちゃんが亡くなった5年後に「気ぃついたら実家にいた」
――関西の実家で暮らすラフちゃんとの出会いは?
僕が見つけてきたわけではなく、母親が飼い始めたんです。元々、実家で飼っていたラブっていう名前のラブラドール・レトリバーが死んでしまって。その後、しばらく様子を見ようということになったんですけど、母親の感じからまた飼うんやろうなとは思っていたというか。
またラブラドールを飼いたいけど、自分も歳やから大きい犬の面倒をみるのは大変やし、また死んだら悲しいしってずっと悩んでいて。
――福徳さんからも飼うことを勧めたり?
家族全員で勧めていました。今、実家には母親しかいないので、犬が一緒にいたほうが明るくなるやろうと思っていて。
で、ちっちゃい犬がええな、どこかおらんかなぁって言うてて……どこかで見つけてきたんでしょうね。5年前くらいに気ぃついたら、実家にラフがいたんです。
うちの子ベストショット①
「脱いだ靴下を奪って逃げるのが好きなラフ」
——ラブラドゥードルは、ラブラドールとプードルのミックスの子ですよね。
ラブラドゥードルは毛が抜けにくい犬種で。僕も花粉症のアレルギーパッチテストをやったら、実は犬と猫アレルギーやっていうことがわかったんです。
ずっと一緒にいると(症状が)出なくなるんですけど、1ヵ月ぶりに会ったラフにベロベロと舐められて、顔がめっちゃかゆくなったこともありました。ラブを飼ってた時、抜け毛が多くて大変やったんで、毛が抜けにくいのもええなってなったんやと思います。
2021.11.26(金)
文=高本亜紀
撮影=橋本篤
写真=福徳秀介