犬は自分がパワー満タン、今、元気なんやっていうのを気づかせてくれる
――ラフちゃんとの、東京での束の間の同居生活はいかがですか？
最高ですね。大阪は犬オッケーのお店が少ないんですけど、東京は犬と一緒に入れるカフェとか多くて圧倒的に(一緒に暮らせる)環境が整っているなと感じます。日本も海外みたいに、デパートとかにも犬が入れるようになったら面白いのに。
――そういう国って、きちんとしつけることがルールになってますよね。
どこの話だったか忘れましたけど、1日2回、散歩に行かないと法律違反になる国もあるんですよね。そういう動物に優しい環境っていいなと思います。
あと、ラフの写真だけを載せるインスタをやっていて、毎日更新してるんです。家族から「今日の写真よかったね」とか感想が来たりして。僕、4人きょうだいの末っ子で、きょうだいのうち2人は海外に行ってるんですけど、家族のコミュニケーションの場になってますね。
――以前出演された番組の中で、「1人暮らしだから犬は飼えない」と話されていました。結婚された今も飼う予定はないんですか？
共働きやから飼えないんです。留守番をさせてもいいんですけど、平日の日中、毎日1匹でおらなあかんのは犬に申し訳ないですから。ラフを連れてくることもあるので、一応、ペット可のマンションに住んではいるんですけど、飼うのは相当先のことになると思います。
――自分の飼いたいという気持ちより、犬の生活を第一に考えての判断なんですね。そこまで夢中にさせる犬の魅力ってなんだと思いますか？
なんて言うんですかね？ 励ましてもらおうと思っているわけでもなく、落ち込んでるわけでもないけど、犬って自分がパワー満タン、今、元気なんやっていうのを気づかせてくれるんです。そこがすごくいいですよね。
――では、福徳さんにとってラフちゃんはどんな存在ですか？
いわゆる妹ですかね、恥ずかしい話ですけど(笑)。僕、ラブは対等な兄妹って感じでしたけど、ラフは完全に妹。かわいい存在です。今、5歳なのでまだまだ元気ですけど、一度ラブの死を経験してるので、こいつもいつか死ぬんやっていうことを(潜在的に)意識してるというか。その気持ちをちゃんと持って、これからも大事にしていきたいなと思います。
» 福徳さんの一言コメントが添えられたラブちゃん＆ラフちゃんのかわいい写真をもう一度全部見る！
福徳秀介(ふくとく・しゅうすけ)
1983年10月５日生まれ、兵庫県出身。2003年、後藤淳平とお笑いコンビ・ジャルジャルを結成。2013年『第34回 ABCお笑いグランプリ』優勝。2020年『キングオブコント』優勝。初の恋愛小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(小学館)が2020年11月に発売された。
Twitter：@jarujaru12th
Instagram：@jarujarustaff
YouTube：ジャルジャルタワー JARUJARU TOWER
他の記事も読む
» はむはむを溺愛する野田クリスタルの 日常と切実な願い“1日でも長く一緒に”
» 「“会長”は相方よりもザ・森東なヤツ」愛しさ全開！さらば森田が愛猫を語る
» オバちゃんの『飼いや！』で始まった天竺鼠川原と“大久保”の共同生活17年
» 過去9回の連載をすべて見る
Column
お笑い芸人の“うちの子”紹介
今をときめくお笑い芸人たちが愛すべきペットとの生活を語ります。飼い始めたきっかけやその子のチャームポイント、可愛い！ と思う瞬間や彼らとの暮らしのなかで気づいたことなど、たっぷり語ってもらいました。しゃべれども、しゃべれども、ペットへの愛は尽きないようです。
2021.11.26(金)
文＝高本亜紀
撮影＝橋本篤
写真＝福徳秀介
