お笑い芸人さんに一緒に暮らすペットを紹介してもらう「お笑い芸人の“うちの子”紹介」。第51回は、ハナコ・秋山寛貴さん。現在、ハチワレの姉妹・ググ(白黒・5歳)とキキ(三毛・5歳)と暮らしています。
小さい頃から動物との暮らしに憧れがあったという秋山さん。「この気持ちは墓場まで持っていくだろう」と諦めていたところ、偶然、知り合いから子猫を譲り受けます。トトと名付けられたその子は残念ながら6カ月で旅立ってしまったそうですが、猫との暮らしをもう一度したいという思いから、2匹と出会いました。
「想像しなかった人生を歩んでいる」と話す秋山さんの、静かな幸せを噛み締めるような笑顔が印象的なインタビューとなりました。
6カ月で別れた愛猫、その後に出会った“離せなかった2匹”
――ググちゃんとキキちゃんと暮らし始めたいきさつを教えてください。
ググとキキと出会う前に、猫を1匹飼っていたんです。2020年に奥さんの職場の知り合いから、子猫が生まれて引き取り手を探していると連絡があって。僕はそれまでペットと暮らしたことはなかったんですけど、奥さんは実家で猫を何匹か飼っていたこともあったので大丈夫だろうということで、生後2カ月くらいの子猫を引き取りました。それがトトというオスです。
あの頃ってコロナがどういうものかもわからず、みんな、不安だったじゃないですか。僕もそうだったこともあり、ハッピーなことにすがるような気持ちで迎え入れたんですが、6カ月で亡くなってしまったんです。
あまりにもショックで、奥さんは悲しみを紛らわすようにネットで保護猫を見ていたりして。トトがいなくなった心の隙間を、ほかの猫で埋めるのは違う気もするなと思いつつ、ふたりともあまりにも喪失感がすごかったので、新たに猫を受け入れることも悪いことじゃないだろうと考えていました。
その後、奥さんはひとりで保護猫施設に見に行ったり、僕も一緒に行ったりする中で、保護猫施設で紹介してもらったのがググとキキだったんです。当然、2匹飼うなんて想像してなかったんですけど、引き離せないなと思って、2匹とも迎え入れました。それが2020年の12月のことです。
――初めて2匹と出会った時、どんなことを感じましたか。
出会った当初からかわいいんですけど、印象に強く残っているのは顔が変わってきた頃のこと。迎え入れたのが生後4カ月くらいで……そこから半年くらい経った時、当時の写真を見返したら顔つきが全然違ったんです。当時は不安だったんでしょうね。今は「我が家です!」みたいな感じで堂々としてますし、2匹ともすごく懐っこいので「ワンちゃんみたいだね」とよく言われます。
2匹とも座った人の膝に乗るのが好きなんです。初めて来た人の膝の上にも乗りますし、僕がご飯を食べる時もよく膝に乗っています。トイレに入っていると、中に入ってくることも。外からガンガンとノックされてドアを開けると、膝の上に乗ってくるんです。乗られると嬉しいから、用は終わってるのに、ついつい長居してしまうこともありますね。
――かわいらしいですね。
ただ、2匹同時には来ないんです。どちらか膝の上に乗っている時、もう1匹は近くにいるわけでもないんですよね。気にしていないように見せて、実は気にしているのかなぁ。代わってと訴えるわけでもなく、1匹が膝から降りたら、もう1匹が膝の上に乗ってくるので、お互いに時間の配分があるのかもしれないですね。
