【2021年6月】悟明老師が占う「開運行動」

 新型コロナの収束が見えてこない今、人々のストレスはMAXに達していて、一歩外に出ると、ピリピリした空気が漂い、一触即発の空気が漂っているのではないでしょうか。

 そんなコロナ禍を生き延びるうえで、大切になってくるのは、心の健康です。

 まずは、心の拠りどころとなるものを見つけましょう。

 例えば、癒し系の音楽。

 音楽に限らず、気分が上がるもの、気持ちが落ち着くもの、心が和らぐもの……そうしたものや場所があれば、健やかな心を保ちやすくなるはず。

 引き続き、寺社へのお参りもおすすめです。

 家族全員の健康、仕事の安定、事業の成功を祈ってください。

 また、日本の皆さんは、オリンピックの開催の有無について、気を揉む日々かと思います。

 占い的には“必ずやる”と出ています。

 賛否があることと思いますが、強行されるという前提で、各自がどう立ち回っていくかを考え始めたほうがいい時期に来ているように思います。

 それが、この状況下で平常心を保つ方法なのではないでしょうか。

 台湾も今、感染拡大を抑えるために、全国民が団結して頑張っています。それぞれの困難に立ち向かう姿には、お互いに学ぶべきものがあるように思います。

 もし、開運グッズを心の拠りどころとするならば、「牛轉乾坤」と呼ばれる吉祥物のチカラを借りましょう。

 これは、大量の硬貨の上に鎮座する牛をかたどった置物で、運を好転させ、財を招くとされています。

 台湾では、水でクルクルと回る水晶玉が付属した置物が“運気を回す”と人気ですが、日本では手に入りにくいので、“牛轉乾坤”または“牛轉錢坤”で画像検索をし、写真をプリントしたものを代用してもOKです。

 併せて「招き猫」を飾れば、より効果的。2つの吉祥物のチカラで災いをはねのけ、たくさんの福を招き入れましょう。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2021.05.30(日)
文=堀 由美子