【2021年6月】悟明老師が占う「アジアの動き」

 前述したように、今月、最も心配なのはインドです。5月中の報道ですら心が痛むのに、さらなる悪化が予想されるとなると、言葉を失ってしまいます。

 また、凶星が集まるカナダから三方四線などで結ばれ、大きな影響を受ける星が、揃いも揃って凶星がきているアジアの国々であることも気がかりです。

 カナダと三方四線で結ばれるのは、インド、日本、韓国。横線で結ばれるのは台湾です。これらの国々は、“泣きっ面に蜂”ともいえる状況に陥るかもしれません。

 日本と韓国には、凶星である陰煞が入ってきます。

 これは原因不明の病気の発生を示唆していて、新型コロナ関連なら、新たな変異種の出現が考えられます。あるいは、インドのコロナ患者の間で真菌感染症が流行しているように、コロナによって別の病気が目立ってくる事態もあり得ます。

 台湾には、凶星の病符、空亡が入ってきます。

 病符は人々が病に侵される様子、空亡は空っぽになる様子を想起させます。

 現在、台湾はかつてない感染拡大と直面していて、街から人がいなくなるなど、すでに未体験の緊急事態に陥っていますが、この状況は6月も続くように思われます。

 また、中国も銀河線で繋がっているカナダの影響を受けるでしょう。感染拡大を抑えられたとしても、経済面でのつまずきがあるように思えます。

2021.05.30(日)
文=堀 由美子