声から運気を呼び込む方法(5)

声が響くポジションを意識してみる

「“声”は声帯で生まれた音を、体内の空洞に"共鳴"させることで生まれています。実は、そのポジション(=どの位置で響かせるか)が、とっても運気に関わっているのです。

 いい声を出す条件である、鼻の奥のほうで声を響かせる『鼻腔共鳴』は、上の方のポジションで声を響かせています。すると、赤や黄のオーラが強くなり、金運や自我の目覚めを促します。

 一方、口呼吸で喉元で声を響かせている場合は、下のほうのポジション。すると青や緑のオーラが強くなり、協調性や母性を促します。

 共鳴のポジションを上げる(鼻腔共鳴)には、上まぶたを持ち上げる筋肉を鍛え、「目で吸う」感覚を身につけることがポイント。TPOで、共鳴のポジションを切り替えれば、運気の流れが変わります。そのコントロールを、ぜひ身につけましょう」(鳥山さん)

» 鼻腔共鳴と目の筋肉を鍛える方法をチェック!

声から運気を呼び込む方法(6)

日本語に"お"をつけて話す

「『食事に行きましょう』『トイレに行ってきます』など、破裂する子音から始まる言葉での会話は、実はあなたを尖った印象にさせがちです。

 「お食事」「お手洗い」など、最初に「お」をつけるだけで、発声学的にも筋肉の使い方がやわらかくなり、呼吸が深くなります。また、印象や品格も上がりますので、できるだけ丁寧な日本語を心がけたいものです」(鳥山さん)

声から運気を呼び込む方法(7)

いい声に変換して読書をする

「本や雑誌を読むときに、頭の中で文章が声として聞こえている人が8割もいる、という海外の研究論文が発表されました。

 頭の中で文章を読み上げる声が聞こえる方は、その声を自分の声から、「いい声」に変換してみましょう。すると、インプットする情報のイメージに変化が起き、運気も上がるでしょう」(鳥山さん)

 美顔ボイストレーニングと、人の声の響きが色で見えるという共感覚を組み合わせた鳥山さんならではの運気アップ法。しかし、7つの運気アップ法は、どれも誰でも真似できるものなので、「運気を変えたい!」「運気を上げたい」というときはぜひお試しください。

●教えていただいたのは……
鳥山真翔(とりやま・まなと)さん

子役として数々のドラマや映画等に出演。その後、ゴスペルシンガー、ディレクターとしてプロ活動を行う。現在は『人の声がどこで響いているのかが、色で見える』という特殊な共感覚を生かし、ボイストレーナーとして活躍。独自で生み出した表情筋と発声の深い関係を説く『美顔ボイトレ』が話題となり、メディア出演も多数。DVD「美顔ボイトレ〜声を出すたび美しく〜」も好評発売中。

DVD『「美顔ボイトレ」~声を出すたび美しく~』

ボイストレーナーである鳥山真翔氏考案による、美容効果を期待させるメソッドがDVDに。「声を出すたびに美しくなる」をコンセプトに、ほうれい線、たるみ、声の若返りなどの効果も期待できるエクササイズ、トレーニングを紹介。好評発売中!