【近江町市場】
金沢市の中心部・武蔵ヶ辻に位置する近江町市場は、加賀藩時代より約300年に渡り、地元の食と繁栄を支えてきた市場。
今では金沢を訪れる観光客にも大人気だが、永年「おみちょ」の愛称で親しまれ、地元の日々の暮らしを支えている。
市場内には新鮮な魚介類を扱う鮮魚店をはじめ、野菜や果物、乾物、総菜店など約170店舗がひしめき合い時期を問わずいつでも活気に溢れている。
最近では遠方からの注文に素早く対応できるオンラインでのお取り寄せができるショップも増え、獲れたての鮮魚を直送してくれるサービスも充実。
店ごとに様々な特徴やサービスが用意されているので、各店のサイトをチェックしてお目当てのご馳走をお取り寄せして楽しもう。
近江町市場
所在地 石川県金沢市上近江町50
電話番号 076-231-1462(近江町市場商店街振興組合)
https://ohmicho-ichiba.com/
※価格や商品は時期によって変動する可能性があります。
※商品の年末年始の注文や発送日に関しては各店のHPまたは店舗にご確認ください。
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◆大口水産「茹で加能ガニ」
冬の日本海の恵みを堪能できる加能ガニ
毎年11月6日に解禁されるカニ漁。中でも石川県で水揚げされるオスのズワイガニは「加能ガニ」と呼ばれ、ブランドガニとして県民に愛される逸品。
オンラインショップでは、漁港の名前を刻印した水色のタグが付いている極上カニをお取り寄せすることができる。
寒さ厳しい日本海でしっかりと身が締まり、濃厚で豊かな加能ガニはこの時期ナンバーワンの季節限定の貴重品。
市場内でもひときわ活気溢れる大口水産の目利きたちが選んだカニは味わい深く、値段以上に価値のある美味しさ。
この冬はちょっと奮発して、絶品の加能ガニを味わってみて。
2020.12.23(水)
文・構成=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史