【2020年12月】悟明老師が占う 「開運行動」
暗雲が立ち込めるひと月、何らかの心の拠りどころを用意しておくことは、不安感を和らげる大きな助けになることと思います。
この時期の心強い味方となってくれるのは、弥勒菩薩です。日本でも救済の仏様として知られているようですが、この未曾有の苦境を乗り越えられるようお願いし、守っていただきましょう。
弥勒菩薩像を祀ることが理想ですが、写真をプリントアウトして、お守り代わりに持ち歩いたり、自宅やオフィス、お店などに貼るなどの形で、助けを乞いましょう。
開運グッズでは、フクロウのアイテムもこの時期の助けとなります。日本でも、さまざまな漢字を当て、縁起の良いモチーフとして好まれていると聞きます。
フクロウは夜行性ゆえ、暗闇でも物事を見通し、活発に行動できることから、苦難や低迷に悩む日々のなかから、一筋の光を見つけ出してくれる吉祥物として広く親しまれています。
置物のほか、モチーフ使いしたアイテム、絵や写真など、お守りとして取り入れやすい形で活用してください。
また、いついかなるときも善行は開運につながりますが、この時期に行う行動としては、献血が有意義です。
前述したように、日本には羊刃という血を見る事態を象徴する副星が入っています。痛ましい状況で血を見る前に、自ら血を出すという先手を打ち、のちの不運を避けるという効果が期待できます。
ただし、これからはインフルエンザなどで体調を崩しやすい季節です。自身の健康状態と相談しながら、決して無理をせず慎重に行ってください。
寄付は善行の代表といえる行為ですが、どこに寄付したらいいのかわからないときは、寺社にお参りし、お賽銭という形を取るとよいでしょう。神様がしかるべきところに届けてくださるはずです。
Column
台湾発! 悟明老師が世界を占う
台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。
2020.12.01(火)
文=堀 由美子