マツコが絶賛して買ったお店や 白金マダムの御用達店へ
みなさんは、テレワークが続いていますか?
CREA WEB編集部は緩やかに出社しつつ、メインはテレワークです。ならば、おいしいテイクアウトを探すしかない!
来世はバレリーナを目指すCREA WEB編集部員が東京・白金に立ち寄った際に掘り起こした絶品のパンやベーグル、粉ものスイーツをご紹介します。
マツコがTV番組で絶賛したパン屋さん
◆Beckerei Blau Berg
白金はお洒落なエリアですが、意外に庶民派。白金商店街にはおじいちゃんやおばあちゃんがのんびり歩き、子どもたちが遊んでいます。
その商店街のまんなかぐらいに「あれ? パン屋さんなんてあったっけ?」と思うくらい街に溶け込んでいる「ベッカライ ブラウベルグ」。ひっきりなしにお客さんが出入りしています。
このお店、実は夜の街を徘徊するマツコ・デラックスの番組で知りました。
パンを次々とうまそうに食らい、しかもクロックムッシュまで買って帰る姿に「いつか参らねば」と思っていた場所。
お店はご夫婦で経営。パンを焼くご主人は、パン職人のパイオニアと謳われる明石克彦氏による東京・世田谷の「ベッカライ・ロートハイム」で修業。8年を経て、開業されたそう。
ドイツパンのほかに、サンドイッチや食パン、菓子パンなどとにかく種類が豊富。毎日がパンフェス!
燻製の合鴨やレタスなどにバルサミコソースをかけた厚切りBLTサンド、エビカツバーガー、明太子フランス、シナモンブレッド、デコポンのデニッシュなど。まさにフェス状態。
おひとりで何種類の生地を用意されるんだろう、と唸ってしまいます。
今回は、厚切り熟成ロースハムとカマンベールチーズのチャパタサンドをチョイス。あ~んと大きく口を開けないと入らないボリューミーさ。
ジャンボなハムやチーズを、ほどよく柔らかいパンが包んで、マッチングの良さに「仲良しなんだねぇ」と羨ましくなる。
「もう一度、焼いてもおいしい」とポップにありましたが、ちょっと勇気がなくて素のままぺろりと完食。次回は焼いてみます。
そして、絶対に忘れてはいけない名品が、クリームホーン。
クロワッサン生地に、注文してから特製クリームを絞って入れる。ちょっとだけ時間がかかりますが、もちろん、私、まぁーつーわ♪
こちらもボリューミーな存在。シュガーパウダーが落ちないように、さらに大きく口を開けていただくと、カリッさくーーーーーっと生地が割れ、クリームが溢れ出てきます。
甘いけれど、決して柔なヤツではありません。ずっしりしたスイーツ! 手土産にもぴったりです。
チョコクリームのバージョンもあり。訪れたら、忘れないように。必食ですよ!
Beckerei Blau Berg (ベッカライ ブラウベルグ)
2020.06.20(土)
文・撮影=CREA WEB編集部