老街のシンボル的存在
壺の看板と「新太原鶯歌老街館」

 記念写真を撮りたくなるのは、「陶瓷老街」と書かれた看板。またその先にある煉瓦作りの建物「新太原鶯歌老街館」も、ある意味“映え”スポット。

 店内は水晶や豚の置物、さらにはスリッパといった生活用品まで、ありとあらゆる物が販売されています。

 少々カオスな風景に面食らうかもしれませんが、じっくり見れば台湾の伝統的な柄、客家花布柄の茶器がお手頃価格で販売されています。ちなみにこの建物の中にはお手洗いもあります。

台湾グルメを満喫するなら
人気の食堂「厚道飲食店」へ

 鶯歌でお腹が空いたら、こちらのお店はいかがでしょうか。

 平屋風建物の本店が口コミでじわじわと人気を集め、約1年前に2号店を出店したそうです。

 揚げた豚肉に甘いタレを絡ませた「古早味排骨飯(100元)」や、豚肉をトロトロになるまで煮込んだ「好吃焢肉飯(100元)」が看板商品。

 しじみとニンニクが入ったあっさりスープ「蒜香蜆湯(60元)」など気になるメニューもいっぱい。平日の昼でもかなり混み合う人気店の味をお試しください。

厚道飲食店

所在地 新北市鶯歌區尖山埔路79號
電話番号 02-2677-7617
営業時間 月~金曜11:00~14:30、16:30~19:30、土・日・祝11:00~19:30
定休日 火曜
アクセス 台鐵(TRA)鶯歌駅より徒歩約20分

 鶯歌はゆっくり散策しても2~3時間で十分満喫できる街。短い台湾滞在時間を活かし、訪れていただきたい旅先のひとつです。お気に入りの器を見つけて、旅の素敵な思い出を作ってください。

矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げおかげさまで10年を超えました。
現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!!

Column

台湾ぶらぶら食べ歩き

現地在住の日本人コーディネーター矢作晃之さんがお伝えする、台湾グルメてんこもりレポート!
高級レストランからB級グルメまで情報満載です。

2019.12.10(火)
文・撮影=矢作晃之