台北から電車に揺られること約30分。のどかでゆったりとした時間が流れる「鶯歌」は、昔から陶器の街として有名です。

 台北リピーターはもちろん、陶器が好き、街歩きが好きな人にぴったりな旅先。約100軒もの陶磁器店が立ち並ぶ街をぶらぶらしながら、お土産を探したり、陶芸体験をするのもおすすめ。

 今回は台北駅からのアクセス方法や「鶯歌陶瓷老街」の街並み、楽しみ方などをご紹介いたします。

台北駅から鶯歌まで
台湾鉄道での移動方法

 まずはチケットの購入方法をご説明します。

 台北駅地下1階台湾鉄道(台鐵/TRA)改札口近くに券売機が沢山ありますが、初めて台湾を訪れる人なら、1階駅中央で切符を買うのが一番分かりやすい。

 白黒の床で、大きな吹き抜けとなっている場所です。券売機で直接切符を購入する際は先に「鶯歌」のボタンを押しお金を入れると、切符が出てきます。

 なお區間車(各駅停車)を利用する場合は、「悠遊卡」等のICカードで乗車可能です。切符を購入したら、早速ホームへ向かいましょう。

 台湾鉄道改札口は切符売り場を正面に左側のエスカレーターを降り、左折して約3分で到着します。

 鶯歌までは區間車(各駅停車)に乗車し約30分。台北から南下する新竹や苗栗、台中行きのプラットホームへと向かってください。

 電車に揺られ、のどかでゆったりした風景へ変わった頃には鶯歌到着。台北からわずか7駅、ショートトリップには最適の場所ですね。

2019.12.10(火)
文・撮影=矢作晃之