○キャベツのアチャール

■材料(つくりやすい量)

・キャベツ:1/4個
・塩:小さじ1
・クミンシード:小さじ1
・コリアンダーシード:小さじ1(あれば)
・レモン果汁:大さじ1/2
・米油(またはサラダ油):大さじ3

■つくり方

(1) キャベツは千切りしボウルに入れ、塩をふってよく揉む。15分ほど置き、にじみ出てきた水分をよく絞る。

(2) 水気を絞ったキャベツをボウルに入れる。小鍋に油とクミンシードとコリアンダーシードを入れ、弱火にかけて焦げないように加熱する。シュワシュワと泡が出て、香りが出てくるまで熱したら、ボウルに入れて、キャベツとあえる。

(3 ) 仕上げにレモン果汁とあえる。味見をして、必要があれば塩少々(分量外)を加えて味を整える。

ポイント

油にスパイスを入れて熱し、香りをつけたあとに、塩もみした野菜とあえることで、野菜の味わいがグレードアップ。

家になかなかスパイスがないという人も、クミンはマスト! カレーなどのインド料理にキーとなるのでぜひ揃えていただきたいスパイス。

コリアンダーシード、またはマスタードシードなどを組み合わせるとより本格的な味わいを再現できます。

○たくあんおむすび

■つくり方

 手に水をまぶし、指先に塩少々をつけ、炊いたごはんを適量とり、小さめのおむすびをにぎる。スライスしたたくあんをのせる。

マツーラユタカ(つむぎや)

物書き料理家。金子健一とともにフードユニット「つむぎや」として活動。“食を通して人と人、満ち足りたココロをつむいでいく”をモットーに、書籍や雑誌、イベントなどで創作和食を提案。最新刊「お昼が一番楽しみになるお弁当」(すばる舎)が好評発売中。現在、地元である山形県鶴岡市に移住し、新しく拠点となるスペース「manoma」を準備中。カフェと生活道具の販売の他、イベントやワークショップなどを開催するスペースとして、9月中旬オープン予定。

Column

マツーラユタカの
がんばらないマイ弁当

自分のためのお弁当だから、人目を気にせず、気の向くままに。好きなものだけを詰め込んだっていいし、おかず2品だってもちろんOK! もっと自由に、もっと楽ちんに。つむぎやのマツーラユタカさんが、気軽に作れるお弁当レシピを考案してくれました。

2019.08.10(土)
文=マツーラユタカ(つむぎや)
撮影=佐藤 亘