帝国ホテルが30年ぶりに新規ホテルを開業。東京、上高地、大阪に続き、満を持して「帝国ホテル 京都」が誕生しました。ロケーションは舞妓や芸妓が行き交う祇園の中心地。この町の歴史と伝統をたっぷり味わえる景観と一続きになったようなホテルの内外観は、まさに唯一無二の宿泊体験をもたらしてくれます。
それもそのはずで、建物は祇園のランドマークとして地域の人たちに長らく愛され、親しまれてきた「弥栄(やさか)会館」がベースになっているのです。
» 祇園のランドマーク「弥栄会館」を継ぐホテル
» 90年の時を刻む外壁など装飾のディテールに注目
» ラウンジからプールまで、宿泊者専用の優雅な空間
» すべて50㎡以上、祇園の景色とともに過ごす客室
» 1泊300万円から。特別なインペリアルスイート
» 京都の町並みとカクテルを楽しむ特等席
» 日本の食材を主役にしたフレンチ「練」
» お土産にも嬉しいホテルメイドのスイーツ
祇園のランドマーク「弥栄会館」を継ぐホテル
「弥栄会館」は1936年に竣工され、2001年には国の登録有形文化財、2011年には京都市の歴史的風致形成建造物に指定された、地上5階地下1階建ての鉄骨鉄筋コンクリート造の劇場建築です。当初は演劇や人形浄瑠璃が上演されていましたが、その後は映画館、ダンスホール、コンサートなどさまざまな興行に使用されてきました。
「帝国ホテル 京都」は、この「弥栄会館」の建築様式や文化的風土を継承しつつ、そこに帝国ホテルならではの寛ぎを融合させた55室のスモールラグジュアリーホテルになります。
「弥栄会館」の建物を未来へと繋ぐ形を採用したのは、祇園には厳しい景観整備条例と高度地区による高さ制限があり、新築では12mまでの建物しか建てられないためでもあります。そこで高さ31.5mの「弥栄会館」を保存、活用すべく、南西面の壁を残して工事を行い、「優れた形態及び意匠を有し、地域の景観の向上に資すると認められるもの」(一部抜粋)の特別許可条件を取得。帝国ホテルとしてふさわしい規模を確保できたのです。
こうした理由から「帝国ホテル 京都」は、「弥栄会館」の柱や窓枠など一部を保存した「本棟保存」、京都や祇園風情を感じられる「本棟」、そして、新たに増築した「北棟」の3つのエリアから構成されています。
