作品を作る俳優部の一人として
動けるようになりたい
――今後、どのような俳優を目指していきたいと思われますか?
『デイアンドナイト』という、素晴らしい作品に参加できただけでなく、オール秋田ロケだったこともありかなりの長い時間を、現場で過ごせたので得る物が多かったです。その経験を生かして、作品を作る俳優部の一人として動けるようになりたいと思います。また、先ほど、名前を挙げた先輩方のような俳優、いや人間になりたいとも思います。そしてその方たちと後に共演が出来たときに少しでも成長していたいです。
笠松将(かさまつ しょう)
1992年11月4日生まれ。愛知県出身。13年より、本格的に俳優活動を開始。ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」「トドメの接吻」「黄昏流星群」のほか、映画『響 -HIBIKI-』などにも出演。『ラ』(4月5日公開予定)の公開も控える。
『デイアンドナイト』
内部告発した父が自殺に追い込まれたのを機に実家に帰った明石幸次(阿部進之介)。家庭崩壊寸前のなか、児童養護施設のオーナーの北村(安藤政信)が彼に救いの手を差し伸べる。孤児を養う一方、子供を守るためなら罪を犯すのもやむを得ない考えを持ち、青柳(笠松将)らとともに闇稼業を営む北村に、明石は魅了されていく。
2019年1月26日(土)より公開
https://day-and-night-movie.com/
(C) 2019「デイアンドナイト」製作委員会
くれい響 (くれい ひびき)
1971年東京都出身。映画評論家。幼少時代から映画館に通い、大学在学中にクイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作を経て、「映画秘宝」(洋泉社)編集部員からフリーに。映画誌・情報誌のほか、劇場プログラムなどにも寄稿。
Column
厳選「いい男」大図鑑
映画や舞台、ドラマ、CMなどで活躍する「いい男」たちに、映画評論家のくれい響さんが直撃インタビュー。デビューのきっかけから、最新作についてのエピソードまで、ぐっと迫ります。
2019.01.25(金)
文=くれい響
撮影=平松市聖
ヘアメイク=峰田 大暉(OCEAN TOKYO WHITE)