キャラに似せるなら
とことんやるべき
――2.5次元のキャラを演じるうえで、いちばん心掛けていることは何でしょうか?
とにかく原作に寄せることを大切にしています。見た目が100パーセントと考えるので。所作や動きは稽古をしながら身に付けていきます。原作となる作品がゲームの場合、ゲームも参考にしますが、静止画が多い原作の場合だと、「こういう動きをするかも?」という自分の想像で演じていますね。少しだけルックスを寄せる程度ならオリジナルでいいと思いますし、やるんだったら、とことんやる。そのなかで、自分がやる意味合いを見つけていきたいと思っています。
――そんななかで、いちばん寄せることが大変だったキャラクターは?
「刀剣乱舞 悲伝 結いの目の不如帰」の小烏丸ですね。引くぐらいガリガリ体型なので、炭水化物抜きダイエットが大変でした。でも、炭水化物を抜くとパワーがなくなるし、頭が回らないので、舞台上でも大変でしたね。しかも、キャラ設定上、ずっとつま先立ちしてないといけなかったりするので(笑)。
2018.12.07(金)
文=くれい響
撮影=佐藤 亘
ヘアメイク=泉脇崇(Lomalia)
衣装=瓢子ちあき