自分のためのお弁当だから、人目を気にせず、気の向くままに。好きなものだけを詰め込んだっていいし、おかず2品だってもちろんOK! つむぎやのマツーラユタカさんが、マイ弁当のための楽ちんレシピを考案してくれました。


お弁当にもそうめん
もちろんOK!

 少しずつ秋の気配が漂ってきたこの頃ですが、記録的な暑さだったこの夏、じわじわとした疲れが残っていませんか? そんな疲れの残る日々は、ツルッと麺弁当がオススメ。夏に買い込んだそうめんの在庫もまだまだあるハズ。というわけで、今回は簡単でおしゃれなそうめん弁当を提案します。

 そうは言っても、麺類ってお弁当に向いてないんじゃないって思っている人もいるはず。確かに乾いてきたときにくっつきやすい麺類ですが、その対策をきちっとすれば大丈夫。そこでキーになってくるのが油です。ゆでたあとにしっかり冷水で締めて、オリーブオイルをまぶす。そうすることで、くっつき防止になりつつ風味もよくなります。

 またあらかじめひと口ずつに分けて詰めておくと、食べやすいだけでなく、見た目もキレイなのでフォトジェニックなお弁当に。SNS映えもしちゃうワケです。
 
 つけだれは旬の名残りのトマトをすり下ろして、市販のごまだれや豆乳をあわせるだけで、おしゃれな味の冷製スープに。野菜を塩もみして、レモンでさっぱりと味付けしたトッピングを用意すれば、ランチの楽しみも広がります。

 どちらもあっという間にできるから、忙しい朝でもOK。こんなに手軽だと、麺弁当は、オールシーズンいけちゃいそうですネ。

2018.09.08(土)
文=マツーラユタカ(つむぎや)
撮影=平松市聖